森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

リアル、臨場感、身体感、そして相互作用

2009年11月26日 23時53分00秒 | 過去ログ
火曜日はゼミの4年生の卒論お疲れ様会。
ゼミ3年生のおもてなしに、感動する。
彼らはいつもよりは少人数だが精鋭されたメンバーである。
こっちは結石のため、アルコールは控える。
痛みがじわじわ続いている。

水曜は3年生ゼミで、今井君がmotor illusionの論文を取り上げた。
久しぶりに修士修了生の林部さんが研究の打ち合わせできて、
ショコラをいただいた。

本日は、コミュニケーション心理学と人間発達学の講義。
コミュニケーションでは非言語メッセージの意味性について語り、
その後、心の理論へと展開した。
一方、人間発達も情動の発達から他者と自己の区別の発達へと進み、
こっちも心の理論でおさめた。
どっちも臨場感あふれる、まずまずの講義になった。
学生への講義は最近なぜだか楽しい。
畿央大学の学生は授業をしていて「ほほえみ返し」があるためよい。
まさに2ヶ月児の微笑み革命であり、
9ヶ月児の共同注意志向である。


授業終了後、病院に行き、
エコー、レントゲンをみて、
石の確認をした。
2cmほど下がり膀胱に近づいている。
しかし、、、右腎臓だけでなく、左腎臓にも石があることが発見。

腎臓とのつきあいは長い。
学生時代、まだ10代であったが、
暴走しすぎて、右腎臓から大出血。(ほぼ破裂状態)
2時間ほど意識不明であった。
その際、入院したのが、旧近森病院であった。
6人部屋では3人が極道の道を究めた人たちだった。
見舞いに来た高校の同級は「若い衆」よばわりされ、
タバコを買いにパシラれていた。


その後、実習中に、今度は腎不全の患者さんをみて、
近森時代には自分の専門は腎不全であり、
透析患者のリハビリテーションに関する学会発表、論文を書いた。
MOOK高齢者の理学療法では内部障害を担当した。

その後、23歳で腎臓結石、
破砕術を受けながら、の臨床実習指導者。
いわゆるスーパーバイザーをして、
そのときの学生が、高田先生であった。
彼は今はアール医療福祉専門学校で立派な教員である。
破砕術後の私の機嫌の悪さといったら半端でなかった。
彼はそれに耐え抜いた。
今でも彼とその後仕事したことで、自分があるとも思っている。
よきパートナーであった。

それから15年ほど、
またもやこの突然の激痛と格闘している。
腎臓と20年ってとこか。

明日は岡山。
明後日は岡山-京都-福岡

その後、福岡より高知に入る予定です。
痛みなので、飲みなど不摂生は控えたいと・・・思う。