森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

動かざること山のごとし

2008年12月05日 17時13分57秒 | 過去ログ
韓国から帰国後、火曜日は学部の授業と大学院の授業。
学部の人間発達学では情動の発達や心の理論の発達を終え、
Autismの行動を解釈する応用発達学に入った。
難易度の変化(ギアの切り替え)についてくることができるか?
しばらくスライドで講義をしていたが、
昨年と同様にプリントで行うと、
やはり、注意の持続が図ることができる。
黒板への板書には運動を伴い、脳の心的シミュレーションには都合がいい。
見ている側もシミュレートする。

院の授業では、平松君の「擬態語と運動制御に関する研究」計画が紹介された後、
中野君、林部さんの研究成果の議論を行った。
1年間での成長が出始めている。
べき関数的成長と線をつなげばそう見てとれるが、
どこかで、システムの位相が生じたのだと思う。
もがけばもがくほど、先が見えなくなるが、
それをしばらく続けると、とたん「光(穴)」が見えてくる。
その瞬間に出会うには時間がかかるが、
その瞬間に気づくことができるのは、勉強の質・量の両方ともに充実していないといけない。

水曜日、高知に向かう。
共同研究の内容を確認し、そして、データ採取を行う。
来週末に再度データ採取する。
これでひとつの研究がある程度まとまる。



夜は、19時よりスタジオ入り。
来週末のライブに向けて一発あわせであるが、
少し曲の調整を行う。
急遽、common everybodyを追加する。

喉がはれていて、声が出ないのが大きな問題だ。



23時過ぎに終了し、
夕食もとっていないが、
23時以降にbar Yorkに向かい、アルコールとキスの燻製をいただく。



翌日、研究データの解析を行い、
その後、祖母の一回忌。
1年という月日の流れが早い。

一回忌を終え、母校に向かい、
いろんな議論をした後、
同級生、そしてその後、園田先生と議論をして、
またもやyorkに行き、
ジャニスを聞き、
エディーコクランを聞き、
カクテルを飲んだ。

今日は高速バスで岡山へ。
今、昼間部の講義を終え、
これから夜間部の講義である。

明日は、大阪で講演。
その後、大阪どまり。

明日で4泊目であり、韓国の3泊より長くなってしまった。

じっとしていたい。
ささやかな希望である。



母校の銀杏の木は多くが抜粋されたようだが、
残った銀杏がその存在を鼓舞していた。