森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

「楽」ということ

2006年07月24日 21時21分57秒 | 過去ログ

今日から大学は補講期間.来週から試験期間となる.補講はないので今日からは授業なし.早速,メールの返信に費やす.プラス今後のスケジュール確認.早くもブッキング発見.なんとかしなければ.

2回生の見学実習などの調整,資料づくり,4回生の実習後アンケート作成など,雑務(本務??)に追われ,気がつけば夕方に.何もないと,仕事が遅い.しかし,身体が休まる.

3回生が何人か来室.いろんな話をする.脳研究の未来が語れる.一人は昨年度,自らでボストンに行き,MITやハーバードを見学し,現在は英語を勉強中である.言語が通じた,会話となった感動を今でも忘れないと言う.それは,単なる報酬系でなく,人間にしか持ち得ていないもの.彼,彼らの留学計画,将来の展開などを考えると,ワクワクしてくる.背伸びしてみること.それが常に.足下なんかみなくていい,遠くを見ていればいいんだ.

さて,急遽,2日間,高知に帰ることにした.目的は5つほどある.難しい問題,調整役,などなど,仕事もあるし,趣味もある.

高知はまもなく,よさこい祭り全国的に有名になったが,高知以外のはよさこい「祭り」じゃない.ダンス大会である.道具(鳴子)に意味を持たないし,鳴らしてもいない.ここにも「自己」と「他者」の問題があるし,「道具」との関係もある.

単なる「融合」ではだめなのである.奈良にももどきがあるが,とてもじゃないが,新しいもの(「創造」)には値しない.

「融合」には,「創発」はない.やはり,リハビリテーションも「融合」は考えるべきでない.

よさこいにおける「美」とはなにか,「粋」とはなにか,「豪」とはなにか,「凛」とはなにか,「楽」とはなにか,それのヒントは本場のよさこいにある.familyはすでに帰省し「祭り」体勢.今年はお手伝いだけに帰ることになりそうだ.

自由は土佐の山間より