森岡 周のブログ

脳の講座や講演スケジュールなど・・・

いつものじかんに

2006年07月20日 21時31分56秒 | 過去ログ
今日は朝起きれず・・・年々,疲労が遅れてくる。
なんとか職場に。

小鶴先生はもう動けずだったらしい。
気づかれもあるので,ゆっくり休んでちょうだい。
いずれ先生がまた福岡でやらなあかんよ。
それまで充電しつつ,爆発するような業績を残してちょうだい。
未来のために。

未来,未来と最近連呼すると,あることを想像する。

午前,佐藤教授と産学連携研究の打ち合わせ。
Okamotoソックスの庄さんも来学。
研究デザインの落としどころに難渋する。
いずれにしても,継続課題です。
パフォーマンス研究は,日ごろ神経科学のデザインを見てると大枠すぎる。

午後に入り,授業は試験の範囲の説明にとどめ,ゼミに入る。
3回生のゼミもいよいよスタートする。
14名の研究がスタートする。
総勢36名の学部学生で構成している。

コミュニケーション
言語
ボディイメージ
音楽療法
運動イメージ
メンタルプラクティス
高次脳機能
エピソード記憶
意識
感情
などのキーワードが飛び交う。

どうかステップアップし,思考することのトレーニングをつんでください。
そして,リハビリテーションにその結論を翻訳することをしてください。
期待します。
世界へ!
英語でプレゼンできるようにしましょう。

終了後,すぐさま会議に。
木曜は毎週昼食もとれず。
現実に戻される。

合間を縫って,冬木学園60周年記念行事の打ち合わせ。
朝日新聞社から,手続きを求められるが,養老先生なので,来たまま,そこで感じたまま,そこで生まれた意識のまま,されるであろう。
その文脈に従います。

この世に同じなんてない。
それが,脳と身体と心の世界。

打ち合わせ終了後,再び会議に。
実習施設の開拓など,再度現実に。

どうか,よろしくお願いします。
学生指導も含めて共同教育・研究を進めていきましょう。
足りません(願)。

18時に終了。
その後,あ~だこ~だ反省後,実習生の中野君が研究室に。

これからのことについて話す。

認知神経科学
神経リハビリテーションの未来,頼んだよ。

さて,今日1日,一字も活字を見ず。
またこの現実に戻った時,明日は岡山~小倉のロードか・・・
身体に精神を入れるよ。


いい仕事をしている方々を学会で感じた。
本当にすばらしい。
彼らは決して伝えようとしていない。知ろうとする現在進行形で生きている。
50名の患者を見て,biologyの研究をやり,メルロポンティを考え,ラカンを読み,そして,みんなと討議する。
よき研究者はよき教育者。
それが大学の教員だ。
昨今,教育をと連呼する大学が増えたが,それも情けない。
いい研究をしている人は,いい教育もしている。
みなさんをみて,それを感じ,大したことのない僕もなんとか前向きに,そして謙虚に進んでいこうと思う。

一般演題や分科会のみんなも「他者」を意識して,これから一字一字の用語を大切にしてもらいたい。
プライベートな勉強会と,オフィシャルな学会について「メタ」を働かせ使い分けをしてもらいたい。
それが「認知的意識」である。


他の世界も見てください。
統計を否定するのなら,統計について説明できるようにしてください。


古い人たちはその手続きをしています。



さて,明日の準備準備。