5月17日、ドイツ・ブンデスリーガ最終節バイエルン・ミュンヘンvsヘルタ・ベルリン。
1987年にプロデビュー後、ゴールマウスに立ち続けたオリバー・カーン。地元カールスルーエから1994年にバイエルン・ミュンヘンに移籍後、日本のクラブチームなどにどんなに移籍金を積まれてもバイエルン一筋で常に第一線でプレーしたきたカーン。
ドイツ代表ではデビューした1994年からリザーブメンバーとしてベンチを温めることが多く、2000年以降先発メンバーとして出場、2002FIFAワールドカップでようやくポジションを確実なものにしました。
その02W杯では決勝戦まで1失点の大活躍、決勝では2失点を喫したもののゴールキーパーとして初のゴールデンボール賞を受賞するなど大活躍を見せた。しかし、意外なことに代表での活躍は02W杯のみでした。その後行われたユーロ2004では惨敗を喫してグループリーグ敗退、2006FIFAワールドカップではイェンス・レーマンとのポジション争いに敗れ出場は1試合に止まりました。
代表引退は同大会の3位決定戦vsポルトガル戦、皮肉なことにこの華々しい代表引退試合はドイツが準決勝戦で敗れたからこそ実現した代表最終戦でした。
クラブではUEFAチャンピオンズリーグ優勝、国内リーグ優勝、UEFAカップ優勝、国内カップ優勝などを果たしました。カーンがサッカー人生の中で掲げたカップ23個、個人タイトルを多く獲得しました。
そして今年5月17日、自身にとって852試合目の現役最終戦に挑み4-1で勝利、試合終了後は自身最後のタイトルを掲げサポーターに別れを告げました。
オリバー・カーン(元ドイツ代表、バイエルン・ミュンヘン)
「最強のFWだと思ったのはロナウド(ブラジル代表)で間違いないが、最も嫌だったとなるとインザーギだな……。知っての通り、やつはスーパーFWってわけじゃない。だが、大事な試合のたびに、やつは俺からゴールを奪ってきた。いつもだ!あいつは何てイラつくやつなんだ!」
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