SOCCER NISUTA

なせば成る!!!!
レアル・マドリードについて書いていきます。

日本、勝負の6月へ…守備に課題

2008-05-24 21:46:00 | 国際Aマッチ


日本代表は5月24日、名古屋のトヨタスタジアムでアフリカの雄コートジボワール代表と対戦しました。
UEFAチャピオンズリリーグに出場したドログバ以外はほぼベストメンバーを揃えたコートジボワールに対し、日本は松井、長谷部などを岡田監督交代後初起用、大久保と玉田にコンビを組ませるなど新たな試みを見せました。

試合は前半20分、長谷部が上げたクロスを玉田が決めて日本が先制。大久保が囮となりフリーになった玉田がスライディングシュートを決めました。玉田は06W杯ブラジル戦以来の代表ゴール。
その後も日本は積極的な攻撃を披露しますが、試合が進むにつれ運動量が減り、バックラインでのミスが目立ち始めます。
そんな日本に対し、コートジボワールは異国の地での慣れない環境とパラグアイとの試合を先に消化したことにより、攻撃にキレがなく日本のミスを得点に変えることができませんでした。
後半ロスタイムにようやく決定的シュートを放つも、無常にもポストに嫌われ、アフリカの強豪はキリンカップを1分1敗で終えました。

日本は6月から再開される2010FIFAワールドカップ第3次予選に向けての準備試合で勝利とまずまずの結果、しかしバッグラインでのミスが目立つなど課題も多くありました。
6月は日本にとって重要な試合の連続、2日~22日の20日間で日本が最終予選に進出するか、1998年大会以降続くワールドカップ連続出場記録が途絶えるかが決まります。
まさに絶対に負けられない戦い、この1ヶ月を乗り切らなければ日本は早々とワールドカップの夢を諦めざる終えません。


カーン有終の美・・・21年間の選手人生に幕

2008-05-24 15:54:06 | 海外and国内NEWS

5月17日、ドイツ・ブンデスリーガ最終節バイエルン・ミュンヘンvsヘルタ・ベルリン。
1987年にプロデビュー後、ゴールマウスに立ち続けたオリバー・カーン。地元カールスルーエから1994年にバイエルン・ミュンヘンに移籍後、日本のクラブチームなどにどんなに移籍金を積まれてもバイエルン一筋で常に第一線でプレーしたきたカーン。

ドイツ代表ではデビューした1994年からリザーブメンバーとしてベンチを温めることが多く、2000年以降先発メンバーとして出場、2002FIFAワールドカップでようやくポジションを確実なものにしました。
その02W杯では決勝戦まで1失点の大活躍、決勝では2失点を喫したもののゴールキーパーとして初のゴールデンボール賞を受賞するなど大活躍を見せた。しかし、意外なことに代表での活躍は02W杯のみでした。その後行われたユーロ2004では惨敗を喫してグループリーグ敗退、2006FIFAワールドカップではイェンス・レーマンとのポジション争いに敗れ出場は1試合に止まりました。
代表引退は同大会の3位決定戦vsポルトガル戦、皮肉なことにこの華々しい代表引退試合はドイツが準決勝戦で敗れたからこそ実現した代表最終戦でした。

クラブではUEFAチャンピオンズリーグ優勝、国内リーグ優勝、UEFAカップ優勝、国内カップ優勝などを果たしました。カーンがサッカー人生の中で掲げたカップ23個、個人タイトルを多く獲得しました。
そして今年5月17日、自身にとって852試合目の現役最終戦に挑み4-1で勝利、試合終了後は自身最後のタイトルを掲げサポーターに別れを告げました。

オリバー・カーン(元ドイツ代表、バイエルン・ミュンヘン)
「最強のFWだと思ったのはロナウド(ブラジル代表)で間違いないが、最も嫌だったとなるとインザーギだな……。知っての通り、やつはスーパーFWってわけじゃない。だが、大事な試合のたびに、やつは俺からゴールを奪ってきた。いつもだ!あいつは何てイラつくやつなんだ!」


2007-08シーズン リーガ・エスパニョーラ

2008-05-24 11:28:39 | 海外and国内リーグ


2007-2008シーズン、世界最高峰のリーグといわれるリーガ・エスパニョーラ1部リーグプリメーラ・ディビシオンはレアル・マドリードが18年ぶりの連覇達成で幕を閉じました。
昨年、最終節まで首位争いをしたバルセロナはアンリを補強してレアルからリーガ奪還を目指すもロナウジーニョが絶不調で退団が決定的状況になるなどのアクシンデントに見舞われ、終わった見ればレアルの独走を許した形となりました。

バルサと同じく昨年最後まで優勝争いに絡んだセヴィージャは開幕早々にアントニオ・プエルタが亡くなる悲劇に見舞われ低迷するもその後立て直し終わって見れば5位とまずまずの結果、UEFAチャンピオンズリーグでも決勝トーナメント進出を果たすなどの検討を見せて来季は上位に食い込んできそうです。
一方、毎年上位にいたヴァレンシアは低迷して10位に踏み止まるのがやっとでした。

バルサに代わりレアルを追ったのは中堅ヴィジャレアルでしたが、結局レアルに勝ち点8差を付けられてシーズン終了。昨年のセヴィージャほどの衝撃はありませんでした。
同じく中堅として毎年上位チームを苦しめていたサラゴサはまさかの2部降格、今シーズンは名門の低迷が目立ちました。

順位
1位 レアル・マドリード(勝点85) 欧州CL出場権獲得
2位 ヴィジャレアル(勝点77) 欧州CL出場権獲得

3位 バルセロナ(勝点67)  欧州CL予選出場権獲得
4位 アトレティコ・マドリード(勝点64)  欧州CL予選出場権獲得

5位 セヴィージャ(64)  UEFAカップ出場権獲得
6位 ラシン・サンタンデール(勝点60)  UEFAカップ出場権獲得

7位 マジョルカ(59)
8位 アルメリア(勝点52)
9位 デポルティーボ(勝点52)
10位 ヴァレンシア(勝点51)  UEFAカップ出場権獲得(西国王杯優勝)
11位 アスティック・ビルバオ(勝点50)
12位 エスパニョール(勝点48)
13位 ベティス(勝点47)
14位 ヘタフェ(勝点47)
15位 バジャドリード(勝点45)
16位 レクレアティーボ(勝点44)
17位 オサスナ(勝点43)
18位 サラゴサ(勝点42)
19位 ムルシア(勝点30)  2部降格決定
20位 レバンテ(勝点26) 2部降格決定

得点ランキング
1位 ダニエル・グイサ(スペイン、マジョルカ)27ゴール
2位 ルイス・ファビアーノ(ブラジル代表、セビージャ)24ゴール
3位 セルヒオ・アグエロ(アルゼンチン代表、A・マドリード)19ゴール
4位 ラウル・ゴンサレス(元スペイン代表、レアル・マドリード)18ゴール
4位 ダヴィド・ヴィジャ(スペイン代表、ヴァレンシア)18ゴール
4位 ニハト・カフヴェジ (トルコ代表、ヴィジャレアル)18ゴール


レアル、3冠へ向け今季公式戦最終戦を制す

2008-05-24 10:30:20 | レアル・マドリード


2007-2008シーズン、レアル・マドリードはサンティアゴ・ベルナベウでリーガ・エスパニョーラ最終節(vsレヴァンテ)を行いました。
今シーズンは2連覇を果たすなど完全に2003-2004シーズンから続く低迷に終止符を打ったシーズンとなりました。来季は長らくベスト16敗退が続いているUEFAチャンピオンズリーグ、決勝戦まで進むものの準優勝に終わることが多くなったコパ・デル・レイ、リーガ3連覇の3冠を狙ってくるでしょう。

前半戦
雨のサンティアゴ・ベルナベウでレアルは優勝に花を添えるべく最下位のレヴァンテに対して攻め込みます。
前半26分、今季終盤戦に怪我で欠場し、結局優勝決定後に復帰したファン・ニステルローイが鬱憤を晴らすかのようなヘディングシュートを決めて1-0前半27分にグティのパスからセルヒオ・ラモスが決めて2-0とすると前半40分にはロビーニョのパスからファン・ニステルローイが2点目を決めて3-0

後半戦
大量得点差を付けたレアルに対し、来季から2部でプレーすることになるレヴァンテイレブンが奮闘、後半8分ヘイホがゴール。1点を返したレヴァンテに対しレアルは2分後スナイデルが直接フリーキックを決めて4-1。ところが後半19分、レヴァンテがまた気を吐きますヘイホが意地の1点を決めて4-2。再び2点差に詰め寄りますが、後半33分セルヒオ・ラモスがコーナーから決めて勝負あり。

総括
レアルが勝ち点を82としてシーズン最多勝ち点の記録を樹立、長年レアルで好プレーを見せているカシージャスがサモラ賞に輝くなど最高のシーズン締めくくりとなりました。
5月21日に報じられたクリスティアーノ・ロナウドのレアル移籍の真相は不明ですが、もしロナウドが来ればイグアイン、ロビーニョで形成されていたサイド攻撃に更に磨きがかかることになるでしょう。
ただ、レアルが早急に補強したいのはサイドよりフォワードの選手でしょう。結局サビオラにはスペインの水が合わず、ソルダードはレアルの水に馴染めなかったようです。ラウル、ファン・ニステルローイが30歳を超えているためこのポジションにもう1人世界トップクラスの選手を入れたいところ…。

レアル・マドリード5-2レヴァンテ(5月18日)
前半26分、ファン・ニステルローイ(レアル)
前半27分、セルヒオ・ラモス(レアル)
前半40分、ファン・ニステルローイ(レアル)
後半8分、ヘイホ(レヴァンテ)
後半10分、スナイデル(レアル)
後半19分、ヘイホ(レヴァンテ)
後半33分、セルヒオ・ラモス(レアル)

アル・ナスル4-1レアルマドリード(5月20日)
サウジアラビアで行なわれた一戦はユーロ2008を控えた選手の多いレアルにとって意味を持たない対戦となってしまいました。レアルは先制したもののその後は守備が崩れ4失点、大敗で今季最終戦を終えました。次回の試合は3ヶ月後です。

日程
エミレーツ・カップ2008第1戦 8月2日(土)エミレーツ・スタジアム(ロンドン)
レアル・マドリードvsハンブルガーSV

エミレーツ・カップ2008第2戦 8月3日(日)エミレーツ・スタジアム(ロンドン)
アーセナルvsレアル・マドリード