問題児のカッサーノはローマからレアルに移籍後、カペッロ監督との衝突などもありロサンゼルス・ギャラクシーに移籍したデイビッド・ベッカムと時を同じくして戦力外通告(ベッカムはシーズン途中で移籍を決定したためカペッロの怒りをかった)を受けました。
その後、ベッカムがレアルに復帰するとカッサーノも少しの間復帰しましたが、結局目立った活躍はできずにサンプドリアにレンタル移籍していました。
2006FIFIAワールドカップ後、1998FIFAワールドカップ終了後から常にチームの中心でありつづけた中田英寿が去った日本代表は名将オシム監督の下に2010FIFAワールドップに向けて始動、アジアカップまさかの4位、得点力不足等の問題がありましたが、オシム体制になって1年が過ぎた9月の欧州遠征で成果を上げ、10年W杯3次予選突破へチームが出来上がっていました。
そこにきて日本をオシムが倒れるというアクシデントが襲い、急遽岡田監督が日本の指揮官に着任、それからあまり日も経たずに行われた10年W杯3次予選第1戦のタイ戦を4-1と勝利し申し分ないスタートを切ったかに見えましたが、続くバーレーン戦で完敗を喫し6月の連戦を厳しい状況で迎えることになりました。
6月2日から始まる3次予選、22日には全日程が終了、上位2チームだけが最終予選に進めます。
6月2日(月)
日本vsオマーン 日本テレビ 午後7:00~
現在日本と同勝ち点の3位(得失点差により日本2位)のオマーンとホームの日産スタジアムで対戦。
バーレーンに敗北した今、2位争いをする上で絶対に負けてはならない相手、特に今回はホームでの対戦ということで引き分けさえも許されない状況です。もしここで負けることがあれば、3次予選突破に黄色信号が灯ることになるでしょう。
6月7日(土)
オマーンvs日本 TBS 午後10:00~
宿敵オマーンとのアウェイ対戦。
もし2日の対戦で日本が勝利を上げているなら、タイの奮闘がない限り3次予選突破に王手をかける試合となります。
もし2日の試合で日本が敗戦していたら、3次予選突破に向け最後の希望を灯す試合となります。
ちなみに前回大会予選アウェイのオマーン戦では、鈴木隆行がゴールを決めて勝利しています。
6月14日(土)
タイvs日本 日本テレビ 午後7:00~
6月22日(日)
日本vsバーレーン