契約解除は、双方同意の上で、今後アドリアーノはブラジルでキャリアを考え直す方針のようです。
アドリアーノは、パルマ時代、中田英寿のチームメイトで、ルーマニア代表ムトゥと2トップを組み活躍、パルマでの活躍を認められインテルに移籍しましたが、インテルでは振るはず、ブラジル代表でも期待には程遠いプレーをしていました。
不振の原因となったアルコールや私生活の問題を克服して、かつての栄光を取り戻せるのか…。
2008-2009シーズンのリーガ・エスパニョーラも残すところあと6試合、1ヶ月後にはスペイン王者が決定します。
現在首位はバルセロナ勝ち点81点、それを勝ち点差6で追うのは2位レアル・マドリード勝ち点75点。
おそらく、優勝はこの2チームのどちらかでしょう。
レアルは今年に入ってから負けなし、バルサは開幕からコンスタントに勝ち点を積み上げ、ここまできました。
このままでは、レアルは全勝しても優勝する可能性は限りなく少なく、厳しい首位攻防戦となるでしょう。
そのレアルに付け入る隙があるとすれば、5月3日に行われるバルサとの直接対決。前回は2-0で完敗したこのクラシコに勝つことができれば、バルサに精神的ダメージを与えることができ、残り4試合で崩れる可能性もあります。
レアルにもう1つプラス要素があるとすれば、バルサが欧州CLに勝ち進んでいる点です。
バルサは昨年準優勝のチェルシーと対戦という厳しいカードをこなしながら、リーガを戦わなければならず、かなりタイトな日程となります、そこで勝ち点を取りこぼせばレアル逆転の可能性もあります。
まぁ、今節で3位セヴィージャに圧勝したバルサがそう簡単に崩れるとは思えませんが…僅かな可能性に懸ける為にも、レアルは残り6試合で全勝するしかありません、1試合でも落としたり、引き分けたら、その時点で優勝はバルサといっても過言ではありません。
レアルの逆転優勝を信じて、応援しましょう!!
レアル・マドリードは4月21日にヘタフェと対戦。
マドリード地区同士の対戦となったこの試合、先制点を挙げたのは元レアルのソルダード。
元チームメイトにやられたままで終われないレアルは前半終了間際にイグアインが得点して1-1。
後半に入ると拮抗した試合展開となりなかなかゴールネットが揺れず、このままドローで終わるかと思われた後半37分、レアルはアルビンに得点を許し1-2とされまが、直後の後半41分にグティがフリーキックから決めて2-2とします。
残り時間4分で動き出した試合はこの後、劇的な展開へ、後半43分、ペペが自陣ペナルティエリア内で相手選手に蹴りを2発入れ、更に他の相手選手にも殴りかかるという暴力行為におよび一発退場、ヘタフェにPKを与えてしまいます。
そのPKをカシージャスがストップ!危機を逃れたレアルは、後半ロスタイムにガゴとイグアインのアルゼンチンコンビで逆転に成功!レアルが奇跡の逆転勝利で首位バルセロナとの勝ち点差6を維持しました。
日程
リーガ・エスパニョーラ 第33節 4月26日(日)ラモン・サンチェス・ピスフアン(セヴィージャ)
セヴィージャvsレアル・マドリード