スペイン、リーガ・エスパニョーラ第26節、レアル・マドリードは3月1日にアウェイのヌエボ・コロンビーノでレクレアティーボと対戦。
レアルは欧州CLを含めると3連敗中と最悪の状況、ここが正念場となる。
前半戦
開始直後は両者様子見程度の攻めを展開。すると前半15分、カルロス・マルティンのフリーキックをマルティン・カセレスが合わせてレクレアティーボ先制。
最悪の展開となったレアルは攻め込もうとするもレクレアティーボの守りに苦戦、なかなか相手ゴール前に行けなかったものの前半27分、ドレンテのセンタリングから主将ラウルが決めて1-1。レアルが少ないチャンスを決めて同点に。
後半42分、ポリのセンタリングから攻め込んだレクレアティーボは勝ち越しのチャンスを得るも生かせず、レアルとっては絶体絶命の危機だった。
後半戦
後半7分、ベトがラフプレーで退場、レクレアティーボは一人少ない状態になった。
後半8分、シナマのシュートがレアルを襲うもカシージャスが死守。後半11分、セルヒオ・ラモスがラフプレーで退場、両者1人少ない状態になった。
後半12分、バティスタのパスからラウルが狙うも相手GKに阻まれ逆転ならず。
後半24分、レクレアティーボのキケ・アルバレスがラフプレーで退場、レクレアティーボは9人に。それを見たシェスター監督は後半28分に賭けに出る、カンナバーロに代えてこの日のスーパーサブであるロビーニョを投入、これでレアルは3バックになった。
後半29分、ロビーニョがピッチ上に立って30秒後、レアルを救う逆転ゴールを決めて1-2。レアルが連敗脱出に向けて一歩前進！
後半33分、シェスターはロッベンに代えてイグアインを起用。後半45分、ガゴのパスからGKと1対1となったロビーニョはループシュートでゴールに沈め1-3。しかし2分後の後半47分にカルロス・マルティンのフリーキックが決まり2-3、1点差に詰め寄られるも逃げ切りレアルが勝利。首位をキープした。
総括
レアルにとってまさに正念場となったこの試合、先制されるという苦しい展開ながら立ち直り逆転を決めました。これで絶不調状態から抜け出せるのか注目です。
そして、宿敵バルセロナがアトレティコ・マドリードに2-4で敗れた為レアルは勝ち点差を5と広げました。
日程
UEFAチャンピオンズリーグ決勝トーナメント1回戦、第2戦 3月5日（水）サンティアゴ・ベルナベウ（マドリード）
レアル・マドリードvsローマ
リーガ・エスパニョーラ第27節 3月8日（土）サンティアゴ・ベルナベウ（マドリード）
レアル・マドリードvsエスパニョール