スペイン、リーガ・エスパニョーラ第30節、首位レアル・マドリードは6位セヴィージャとアウェイで対戦。
今季セヴィージャとはスペイン・スーパーカップ、リーガと3試合対戦して3連敗とレアルにとっては苦手な相手、負ければ2位ヴィジャレアルに勝ち点3差と詰められます。
前半戦
2連敗で窮地に立たされているレアルは前半から攻め、前半7分にはスナイデルのフリーキックからエインセが今季初ゴールを決めて1-0。上々の滑り出し。
その後もスナイデルが次々とチャンスを演出、しかし追加点は決まりません。
前半24分、最近急成長中のイグアインが相手GKのパロップと1対1になるもゴールには至らず、一筋縄ではいかないセヴィージャに対し早く追加点を決めたいレアルは積極的な攻撃を見せます。
前半37分、恐れていた事体が起きます。最も警戒すべき相手、カヌーテにシュートを放たれ1-1。
このままセヴィージャが流れて乗ってしまうと逆転を許すのは時間の問題、そんな中同点弾から1分後、スナイデルのパスからラウルが値千金の勝ち越しゴールを奪い2-1。
後半戦
勝ち越ししたもののまだまだ勝敗の読めない試合、後半に入るとセヴィージャがボールを保有する時間が増えます。
後半14分、イグアインが持ち込みシュートを放つもパロップがセーブ、セカンドボールを狙うもバロップの驚異的な粘りに負けネットは揺れず、イグアインは自身にとってこの日2度目の決定機を逃しました。
後半20分、スナイデルを起点にカウンター攻撃を仕掛けたレアルは最終的にイグアインが決めて3-1。イグアインは3度目の正直、遂にパロップの牙城を崩しました。
後半24分、ラウルがシュートを放つもパロップが阻止。この日レアルはパロップのスーパーセーブに苦しみます。
後半28分、レアルは賭けに出ます。グティに代わりディアラを投入。攻撃重視の采配を見せたセヴィージャに対し守備重視で対抗。結局残り17分間、両者のゴールネットが揺れることはありませんでした。
総括
2連敗という最悪の状況下で苦手としているセヴィージャと対戦し勝利したのはチームにとって大きなプラス要素になるでしょう。
バルサが負けたことも幸いして勝ち点差6に伸ばしました。残り8節、逃げ切れるか?
レアル・マドリード3-1セヴィージャ
前半7分、エインセ(レアル)
前半37分、カヌーテ(セヴィージャ)
前半38分、ラウル(レアル)
後半20分、イグアイン(レアル)
日程
リーガ・エスパニョーラ第31節 4月5日(土) オノ・エスタディ(マジョルカ)
マジョルカvsレアル・マドリード