マルコ・マテラッティ(イタリア代表、インテル)
――ジダンの頭突き事件について
「あの時は2人とも試合のテンションのせいで、信じられないほどにいら立っていた。それでお互いに過ちを犯した可能性もある。でも、僕の過ちはジダンのものに比べればはるかに小さなものだったと思う。僕にとってジダンはずっとサッカーの神様のような存在だったからすぐに謝りたかったけど、彼は軽蔑するような態度で僕を扱った」
――フランス代表監督レイモン・ドメネクの発言について
「僕が決勝で一番良かった選手だと言ってくれていたし、彼の発言はうれしく思っている。喜んで受け入れたい。でも正直に言えば、2006年7月9日の試合の翌日に言ってくれた方が良かったと思う。1年遅れたけど、それはそれでいい」
――グラウンド上にに友人がいないと言われていますが?
「僕はいつも勝つためにグラウンドに出る。それが目標で、それが意味のある唯一のことだ。対戦相手のことは尊重するべきだし、僕もそうしている。相手と“ぶつかり合う”のはいいプレーをするためだし、グラウンドの外では誰とでも友人になれる。ガットゥーゾはミランの中心選手で、ミランはチームとしては僕の最大のライバルだけど、ガットゥーゾとは兄弟のようなものだ。僕は敵を作ったことはない」
先日チームドクターに対する不信感を露にした元スペイン代表でヴァレンシア所属のビセンテ・ロドリゲスが9月5日、マドリードで検査を受けた結左足に12ミリの傷跡があることが判明しました。
これでビセンテが抱えていた左足の痛みはチームドクターが言っていたような「精神的な問題」ではないことがはっきりしました。ビセンテの怪我は4~6週間のリハビリが必要と診断されたようです。
ビセンテは先日ドクターへの不信感を公の場で口にしたことで自クラブ、ヴァレンシア側から処分を受ける予定ですが、ビセンテはこの発言によってマドリード行きが決定、怪我の原因が見つかりました。この発言をしていなければ、怪我は発見されなかった可能性があるだけにまさに“怪我”の功名。
問題のチームドクターは解任される可能性があるとメディアが噂していますが、ビセンテ以外の選手からの信頼が厚いだけにその可能性は低いと見られています。
2006FIFAワールドカップ予選リーググループB第3戦、スウェーデン戦で負傷し長期離脱を余儀なくされたマイケル・オーウェン。今年になって復帰後、再び負傷して自クラブニューカッスルとイングランド代表を冷やりとさせた元祖ワンダーボーイが9月12日、ユーロ2008予選リーググループEロシア戦で完全復活を遂げました。
オーウェンは前半7分、31分に2ゴール。後半39分にリオ・ファーディナンドのゴールをアシストして全ゴールに絡む活躍でチームの勝利に貢献しました。
イングランドはこの勝利で2位に浮上、1位クロアチアを追走しています。
ユーロ2008予選リーググループF。
スタートダッシュに失敗したスペインは9月12日、ラトヴィアとの1戦に勝利して2位に浮上。1試合試合数が少ないスウェーデンと勝ち点差で並びました。
スペインは残り3試合という状況下で3位の北アイルランドに勝ち点3差を付けていますが、残り試合はデンマーク,スウェーデン,北アイルランドと手強い相手、以前として予断を許さない状況にあります。
スタートダッシュに失敗したスペインは9月12日、ラトヴィアとの1戦に勝利して2位に浮上。1試合試合数が少ないスウェーデンと勝ち点差で並びました。
スペインは残り3試合という状況下で3位の北アイルランドに勝ち点3差を付けていますが、残り試合はデンマーク,スウェーデン,北アイルランドと手強い相手、以前として予断を許さない状況にあります。
ユーロ2008予選リーググループB
2006FIFAワールドカップ2位のフランスは9月8日にイタリアと引き分けた後、12日に前回敗北したスコットランドにまさかの連敗を喫して3位に順位を下げました。
フランスは1位スコットランド、2位イタリアとの直接対決はもうないため、予選落ちの危機に立たされています。
フランスにとって唯一の救いは、11月17日にスコットランドとイタリアの直接対決があること。そのチャンスを活かせば本大会出場の可能性は高まります。逆にそのチャンスを逃せば本大会出場の夢は潰えるでしょう。
フランスは残り3試合(フェロー諸島,リトアニア,ウクライナ)、一つも落とすことが出来ません。