■記事【共同通信】
3月にアキレスけんを断裂し、手術を受けたサッカーのイングランド代表MFデービッド・ベッカムは26日、けがの回復に時間がかかり、復帰時期が当初2ヵ月遅れの11月にずれ込むとの見通しを示した。
手術直後には9月に復帰できるとしていたが、ベッカム本人が米ABCテレビのインタビューに「走るまで、あと3ヶ月かかる。プレーできるのは11月になるだろう」と語った。代表復帰は早くても来年3月の2012年欧州選手権予選のウェールズ戦以降となる。
※感想
負傷した直後は、「W杯までの奇跡の復活を願う」なんて記事や意見もありましたが、現実はそんなに甘くなかったようです。
年齢的に考えて、このまま代表引退という流れが普通でしが、ユーロ2012を目指すようです。
あと2年、トップレベルを維持できるのでしょうか?(その前に予選突破しなくては)
■記事【ISM】
フェイエノールト(オランダ)の元オランダ代表FWロイ・マカーイ(35)は現地時間26日、今シーズン限りで現役を引退することを発表した。ロイター通信が報じている。
オランダ代表として43試合に出場し、6ゴールを記録しているマカーイ。1993年に母国オランダのフィテッセでプロ生活をスタートした同選手は、その後テネリフェ、デポルティーボとスペインのクラブで活躍した。
マカーイは2003年に移籍金1875万ユーロ(約25億2600万円:当時)でバイエルン(ドイツ)に加入すると、同クラブで公式戦178試合出場102得点を記録。07年にフェイエノールトに移籍し、10年ぶりに母国のクラブに復帰していた。
現役引退後は、フェイエノールトの下部組織でユース育成に関わる予定となっている。
※感想
デポルティーボを優勝に導き、得点王にもなったマカーイがついに引退・・・感慨深いですね。
バイエルンでは、エウベルの代わりに活躍していましたが、結局一度もW杯出場を果たせず、現役引退となりました。
■記事【WOWOW】
10日にレアル・マドリーとバルセロナの間で行われた“クラシコ”(伝統の一戦)は世界各国で生中継されたが、スペイン国内では驚異的な視聴率を記録した。
今回の“クラシコ”は、史上まれに見る激しい争いを繰り広げる宿敵同士による首位攻防戦となったことに加え、地上波での放送となったため、視聴率が高くなることは事前から予想されていた。とはいえ、夜10時(現地時間)という遅い試合開始時間だったにもかかわらず、平均視聴率は61%と今年度の最高記録を更新した。また、この試合を放送したテレビ局『La Sexta(ラ・セクスタ)』にとっては、2006年の開局以来最高の視聴率となった。
なお、瞬間最高視聴率を記録した場面は、レアル・マドリーがイグアインに代えてベンゼマを投入した後半35分で、その数字はほぼ70%に達したとのことだ。
※感想
まさしくサッカー大国。
瞬間最高が、レアル側であることは朗報ですね!
60%代なんて、日本じゃ絶対にありえない…たとえサッカーじゃなくても。
■記事【ISM】
現地時間1日(以下現地時間)、3日にルジニキ・スタジアムで開催予定だったロシア・プレミアリーグのCSKAモスクワ対ゼニト・サンクトペテルブルク戦が延期となったことが分かった。CSKAモスクワは同スタジアムを警備する人員の不足が理由だとしている。ロイター通信が報じた。
今季これまでホームとして使用してきた小規模のヒムキ・スタジアムではなく、8万人収容のルジニキ・スタジアムでゼニトを迎え撃つ予定だったCSKAモスクワ。しかし、地元警察はCSKAモスクワに対し、この試合の警備に十分な要員を割くことはできないと通達したという。
3月29日に地下鉄爆弾テロが発生し、39名の命が失われたモスクワは現在、厳戒態勢のなかにある。なお、この試合の新たな開催日は未定。
※感想
ニューヨーク、ロンドン、マドリードに続きまた大都市でテロ事件が発生してしまいましたね。
こんなときにサッカーの試合は無理でしょう。
来週行われる欧州CL(CSKAモスクワvsインテル)は、場所を変更するかもしれませんね。
■セスク・ファブレガス(アーセナル、スペイン代表)
3月31日(水)に行われた欧州CL準々第1戦のバルセロナ戦で負傷。
右足のひ骨にひびが入っていて、6週間のという長期にわたる休養が必要。
6月開催のW杯までには完治予定(多少影響する可能性あり)。
■アンドレイ・アルシャヴィン(アーセナル、ロシア代表)
セスクと同じ試合で負傷。
2~3週間離脱予定。ロシア代表がW杯予選落ちしているため、W杯には影響なし。
■ウェイン・ルーニー(マンチェスター・ユナイテッド、イングランド代表)
3月30日(火)に行われた欧州CL準々第1戦バイエルン・ミュンヘン戦で右足首を負傷。
2週間程度で完治するため、W杯への影響はなし。
■ハビエル・サビオラ(ベンフィカ、元アルゼンチン代表)
3月27日(土)の国内リーグ戦で足を負傷。
4週間の離脱。そこそこ活躍していますが、マラドーナ監督が招集しないため、W杯への影響はなし。
しかし、監督へのアピールチャンスであったヨーロッパリーグのリヴァプール戦も欠場することになりました。
※感想
セスク、アルシャヴィンというチームの中心選手を失ったアーセナル。
バルサとの第2戦は、本当に厳しい戦いとなりそうです(どの道セスクは累積欠場)。リーグ戦でも苦戦を強いられるのは必至でしょう。
サビオラは、これで完璧にW杯の夢が断たれてしまいましたね。
アピールすることも出来ないとは…。
先日、負傷により長期離脱を余儀なくされた元イングランド代表FWマイケル・オーウェンが、所属するマンチェスター・ユナイテッドとの契約更新を行うようです。
昔から怪我に悩まされていたオーウェンにとって、怪我が癒えて復帰する来季が復活に向けて一番重要なシーズンとなるはずです。
だから、マンUとの契約は何としても更新して欲しいですね。
マイケル・オーウェン(元イングランド代表、マンU)
「僕は次のシーズンに目を向けているよ。契約はあと1年ある。そして、3年目のオプションもついているね。僕はユナイテッドで良い時間を過ごしていた。次のシーズンは復帰したい」
ベッカムは、フィンランドで治療後、母国イギリスのロンドンに戻って来ていましたが、近々自宅があるロサンゼルスに戻るようです。
現在、引退説も囁かれているベッカムですが、「一刻も早くピッチに戻りたい」と発言するなど、今後もプレーを続けていく方針のようです。
イングランド代表デイビッド・ベッカム(ACミラン)が、3月14日(日)のキエーボ戦でアキレス腱を断裂し、15日(月)にフィンランドで手術を受けたことが分かりました。
手術を執刀したのは、筋肉と腱の世界的権威であるサカリ・オラバ医師。
この医師によると、ベッカムのアキレス腱は完全に断烈しており、縫合には50分間掛かったようです。
しかし、手術は成功し、術後の容態は良好で17日(水)にも退院可能だとしています。
注目される負傷期間に関しては、今季は絶望で、6月に開幕する南アW杯出場もほぼ不可能とのことです。
これでベッカムのW杯の夢は完全に消えたと考えていいでしょう。
オーウェンに続きベッカムも長年悩まされている怪我にやられた形となりました。
本当に残念です…。
ファビオ・カペッロ(イングランド代表監督)
「デイビッドの故障に、わたし自身も打ちひしがれている。彼は偉大なプロフェッショナルで、W杯のため必死に努力を続けていた。彼の不在はわれわれにとって大きな打撃だ。14日の試合後に彼と話し、彼をサポートすることを伝えたよ」
イングランド代表復帰を目指していた元祖ワンダーボーイ、マイケル・オーウェン。
彼のW杯への夢は、長年苦しめられ続けていた“怪我”によって残酷にも打ち砕かれました。
オーウェンが所属するマンチェスター・ユナイテッドが3月5日(金)に発表した情報によると、オーウェンは2月28日(日)の試合で太股裏を負傷した模様。
この怪我が重傷だと判明したため、オーウェンは今季絶望と判断されました。
これに伴い、イングランド代表復帰、ならびにW杯出場は不可能になりました。
■ロビー・キーンがセルティックへ!
アイルランド代表主将ロビー・キーン(トットナム)が、スコットランドの強豪セルティックへ移籍することが分りました。
不屈の闘志で、02W杯ではオリヴァー・カーンの牙城を崩したロビー・キーン。
かつてセルティックで活躍した元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーションも、キーンの実力に太鼓判を押しています。
ヘンリク・ラーション(元スウゥーデン代表)
「彼を獲得したことは、セルティックにとって素晴らしいことだ。私が知る限り、彼はセルティックのファンだね。彼は良いプレイをするために、ファンの存在がいかに大事かを理解することになるだろう。今季終了後に彼が残るかは私が知るところではない。もし活躍したら、彼は確実に残留だろう。彼が過去にビッグクラブでプレイしていたことは知っている。それでも、彼にとってセルティックでのプレイは、幼い頃からの夢だったはずだ」
■ロビーニョが母国復帰
マンチェスター・シティに所属していたブラジル代表FWロビーニョが、母国の古巣サントスへ6ヶ月の期限付き移籍を果たしました。
バルセロナへの移籍が強まっていたロビーニョでしたが、交渉が決裂したためサントスへの移籍を決意したようです。
ロビーニョ(ブラジル代表、サントス)
「ハードワークに励み、サントスでコンスタントにプレーできるようになれば、今回のW杯には最高の状態で臨むことができるはずだ。ブラジル代表のメンバーに選ばれることは決して簡単なことではないが、何としてでも南アフリカに行きたいと思っている。僕にとって最高のW杯になる気がするんだ。でも、W杯へ行くためだけにサントスへの移籍を決めたわけじゃない。僕はこのクラブに獲得し得るすべてのタイトルをもたらすためにやって来たんだ」
■アジャラ、W杯へ意欲!
今年1月に所属するサラゴサを退団した元アルゼンチン代表DFロベルト・アジャラが、母国のラシン・アベジャネダへ移籍することが分りました。
アジャラは2007年に代表引退を表明しましたが、「招集要請があったら復帰する」とコメントしています。
06W杯では、ベスト3に輝いたドイツ相手にゴールを奪ったアジャラ。南アフリカ大会代表メンバーになれるか…?
■チェルシーの移籍禁止令が解除!
FIFA(国際サッカー連盟)に2011年1月までの新規選手契約禁止を下されていたチェルシー。
その禁止命令がこの度解除されたことが分りました。
チェルシーはランス(フランス)に所属していたMFカクタを07年に獲得した際、不正な契約破棄を誘導したとして処分を受けていましたが、ランスとカクタの間で交わした契約自体が有効なものではなかったため、チェルシーに違反はなかったと判断されたようです。
■浮気男に主将は任せられない!
イングランド代表主将ジョン・テリーが、所属するチェルシーの同僚ウェイン・ブリッジの元恋人との浮気したとする問題で、英代表監督ファビオ・カペッロが制裁を与えました。
海外では、タイガー・ウッズの浮気と同等の注目度があるこの浮気問題。
カペッロ監督は、テリーを代表主将から外す決断を下しました。これで英代表主将はリオ・ファーディナンドとなりました。
第2主将はスティーヴン・ジェラードです。