Feelin' Kinda Lucky

ちょっと書いとこう・・・・

7月9日からテレビの報道はほとんど見ない。

2022年07月13日 | Sports & Entertainment

「死ねば仏」というように  日本では死者に鞭打つような発言は慎むべきだという倫理観がある。

もっとだと思うし大抵の場合はそのようにして過去に何か少々問題があれど死者を敬う。

しかし、国政を司る政治と市民に的確な情報を送るべき報道に関わることなので、亡き元首相の冥福を祈ると同時にあえて言う。

人を殺傷するということは許すべきことではないのはいうまでもない。

しかし殺人を恨み故人を偲ぶ中、報道は諸事項を隠さず客観的に事実を伝えなくてはいけない。

今回の元首相暗殺をマスコミ、政治家らは元首相暗殺をテロというがそうだろうか?

祖父の岸信介がかつて左派勢力を封じ込めるのに統一教会を利用し、自らも支配力維持のために同教会に最近も関係していたこともあり、犯人の母親が同教会に関わったことで金を失って自らが不幸になったことへの復讐だったらしい。これは即ち政治的なテロリズムではなく、個人的な恨みを晴らす殺人事件ではないか?

...というような事実、懸念を封印し、政治家に歩調を合わせ、報道も評論家や政治家は、ひたすら民主主義に挑戦するテロは許せないという。

おかしい。

映像では元首相の霊柩車に涙して手を合わせる一般市民の映像を映しだし、こういう時にお決まりな海外元首のおざなりで社交辞令的なメッセージと同じことを、一般市民まで国中で一緒になって繰り返す場面だけを映像で送る。

こうした政治家や評論家 大手マスコミの報道にうんざりなので 79日以来 テレビの報道番組はほとんど見ない。

少し振り返ろう

90年代中盤以降、日本のGDPが降下・停滞を続け2012年ごろから最近までの10年、再度下降しその後も停滞を続ける。この2012年に総理大臣になり都合3回の就任と9年弱の間 首相の職に就いていたのが亡き安倍晋三元首相である。

この間日本は 労働分配率は下がり、労働人口減や高齢者増の諸対策も特に先が見えるものはなく、そうしたことの影響もあり国内外の設備投資も米国などに比べ悲惨な状況。日本再生で最も重視されるべきだったイノベーション投資が疎かにされた。原発に関しても進まぬ廃炉の解体や稼働に伴う廃棄ゴミの処理の技術的な解決もないのに世界的な脱炭素の流れに相乗りし再稼働を推進。定着したのは低金利とデフレーションと低賃金であり経済面で国際的な魅力のない国に成り下がった。

1990年頃に世界の時価総額ランキング上位50社のう30社以上ランクインていた日本の企業、今ではトヨタ1社だけだ。

最近では権力を利用しもりかけ問題、親戚の麻生太郎を組織内で重用、税金を使ってサクラ見物。コロナ対策も後追いでなんとまたも途中で降板。降板後も影響力維持のため精力的な動きをし自らの障害を払い除けようとしてきた。

外交における行動も一見派手に見えるが、北方領土。拉致問題など特筆すべき成果はない。一方で声を大にした憲法改正など見掛け倒しのリーダーシップは平和ボケ国民に受け入れられ、今 死してなお讃えられ最高位の勲章まで得る。政財界とマスコミに臭いものに蓋をし自身の利権維持に役立つ偏重した体制の社会を定着させた。

その結果、暗殺という悲惨な最期に際してさえ、世間に個人的な恨みの犯罪をテロと言わしめ、市民の涙を誘い稀代の政治家と讃えられ、最高位の勲章を勝ち取る。

井の中の蛙 与党政治家や どっぷり悪習に馴染んだ苔の生えたような政治評論家らの中には 日本を低落させた過去の首相の権力復帰などを語る時代錯誤な輩もいる。

政治家、マスコミ 社会に死してもなお忖度をさせる社会を築いた。今後、安倍晋三の手がけた施策がうまく行かなくとも、志なかばだったから...とか言われるのだろう。

先の選挙も相変わらずの低投票率と高齢者中心の投票。選挙結果も新しい夜明けの兆しは少しも見えない。

これらが市民の改革や新しい挑戦する志向を阻止し未来の日本の足枷になり日本人が知らないうちに、世界の基準から離れ、政治経済においても遅れていく。

近い将来 日本は特定の外国人だらけの街と化し 後で後悔するのだろうか?

こう言うこという人は少なく、逆に非難する人は多い。世も末だ。

 

 

 

 

 

 


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