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情けない政局。

小池氏は安倍氏の解散宣言が余りにも急だったので、最初から政権奪取は時間的に人材面でも無理だと思っていたと思う。

同時に今、都知事を放棄して国政に鞍替えしたら世間の印象は最悪になることもわかっている。アタマが痛いのは国政の方で総理になる人を明確化できないことだろう。

ヘタな人を首相候補とすることはかえって自民党の「支援」になる。小池氏ほど票を集めらる頭になる人材がいない。だから首班指名は後といってはぐらかす。

2人の若い都議の離党と民進党を売ったイメージの裏切り者前原氏との合流もマイナス要因。

この時使ったことば「排除」はマズイ。全く関係ない一般市民も自分が排除されるのではと言いがかり的な文句を言いだした。

枝野新党が安倍氏のお友達問題や税の無駄遣いなどに関して結構まともなことを言うので、ある程度支持を得るかもしれないが、これで生じる票割れは安倍氏を喜ばす。

ついでに安倍氏はここで1〜2発北鮮にミサイル花火打ち上げて欲しいところだろう。有事に新党は頼りないという心が有権者に働く。ついでにトランプに一発ツイッターで「ニッポンノソーリダイジンハ、シンゾーデナイトネー!!」とかつぶやてもらうといいかも。

つい数日まで安倍氏は解散なんて言わなきゃ良かったと思っていたが、ここ数日の動きでやっぱ良かったとホッとしてるだろう。

小池新党は今回の選挙で適度な議席数を確保してそのうち、自民や公明などと連立などというテキトーなことをする場合、今回掲げた「2030年まで原発ゼロ」という公約をうまいこと言ってごまかすのだろう。

その時点で小池氏は改革をしたいというより自分が日本初の女性総理になりたかっただけということが明確になる。

こうした低次元の政治にウンザリして若者が選挙にシラけて投票率が下がることも安倍氏に味方する。残念だ。

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