sptakaのブツブツDiary

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9月18日(日)日本株の馬鹿高騰

2005-09-18 00:23:11 | ファンド
 小泉の大勝で、日本株が高騰していると、またギャンブル小僧がうるさくてしょうがない。15年前、日本株式は平均で4万円になろうとしていた。ところが大暴落して後に1万円割れ。400万円が100万円になってしまったのだ。それが不動産不況に及んで、今でも銀行の利息が100万円に1円しかつかないのは知られていること。国営化された銀行も山盛り。
 その1万円割れが、00年の頃に2万円になり、しかしまた落ち込んで、最近1万3千円に盛り返し、これが4年ぶりだとおおはしゃぎ。どういう連中が、こんなアホらしマネーゲーム今でもやっているんでしょう。
 株式は本来見合った配当があって当然。好配当という投信ファンドがあるのだが、年に3%以上の配当で回っている世界の株式を集めているのだが、実は日本にはそういう企業は1社として存在しない。しかも一番いいとされているのは、この時代に及んでもなんと東京電力なんだと。30年前と時代錯誤かと思われる。そんなのん気な株式をマネーゲームの素材としているなど、100年前にオランダでチューリップの球根バブルがあったようで、黒い花が咲くチューリップ球根は、家一件分の値打ちがあると、これはマネーに洗脳されたキチガイ経済となった。程度は同じ。
 せめて企業の業績繁栄しているなら、それらしい配当出すべきなのだが、時代はどうも、転換社債だとか、株式の分割だとか、合併だとか、他のインチキ手段でホリエモン会社などは大きくなり、それは株式の上下とあまり関係がない。私東京電力と聞いたときに、未だに小豆相場や石炭相場やっているのかと、嗚咽が出た。
それにホントにそれだけ国内企業の業績実態がいいなら、どうして円レートは落ち続けているのだ。ダムの水を昼間に放流して発電して、夜間には夜間電力で汲み上げて、翌日また放流発電するなど、同じ水の使いまわして八百長に決まっている。上げたり下げたりして熱量の損失がないなどというのは、小学生さえもごまかせないインチキ話。夜間電力が安いというインチキに乗じているエネルギーのロス。こんな無駄なダムで子供だまししている企業が、日本一など、信じられるわけないじゃない。しかも長野では、もうこの会社の存続意義はないんだよ。
 まともな企業は、やはり適度な配当出して株主優遇するもので、機能しているのは日本を除いた諸外国になる。
 リューリップ球根で遊んでいる連中は、例え1ヶ月で100万円が200万円になったとしても、じゃその200万円は次にどうするのか。黄色いチューリップ買うのか、白いチューリップ買うのか。いずれそれは50万円以下になってしまう。けっして結論の出ない閉鎖悪循環のマネーゲームでしかない。よくぞ懲りずに。
コメント (1)
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