Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

メッシ奉公

2010-06-12 | Others
 W杯初日は引き分け二試合で静かなスタートでした。
でも来週海外の展示会が始まる頃には、盛り上がって賑やかなことになっているかも知れません。神の手や亀の手など千手観音じゃありませんが、色々な手が繰り出されるのでしょうか。マラドーナが珍しくスーツ着ていて、不穏な感じでアルゼンチン×ナイジェリアが始まりました。



あっ、倒されたー。痛くなったらすぐテベス!


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FIFAワールド・カップ開幕

2010-06-11 | Jazz
 モノクロ画像を作るのに合わせてLPジャケットを選んでいたので、カラーにしてもそこだけは一緒でした。ちょっとさびしく見えますね。
今日のLPジャケットはデザインでも有名ですが、ビル・エヴァンスとジム・ホールの「Undercurrent」1959年の録音。



FIFAワールド・カップが本日開幕です。
色々騒がれていましたが、拍子抜けするくらいあっという間にその日がやって来ました。
治安の悪さが開幕前から報道され実際かなり危なそうですが、無事に決勝を迎えてほしいです。
家内は先ほどより、名古屋宇佐美製菓の「蜂蜜太郎」と秋田角館ゆかり堂製菓の「ぴり辛ごぼうかりんとう」というしばらく前からお気に入りのお茶受けをお供に、優勝チームの予想に余念がありません。



ジャケットとP・スクェアは麻、シャツは綿・麻、タイはシルク・麻。
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ヴィレッジ・ヴァンガードの夜 / ソニー・ロリンズ

2010-06-10 | Jazz
 今週は三日間モノクロ画像をアップさせていただきました。
お好きな色をイメージしてもらえば良いので答えというのはありませんが、一応カラーもご覧いただいて完結させておきましょう。



家内がお茶を頼んでいる静岡県菊川市のお茶屋さんから、ようやく新茶が届きました。先月連絡があって、天候不順の為に例年より一月近く遅れていますとのことでしたが、他の農作物も同様かも知れません。
いつもならもう時期が終わりに近づいているはずのそら豆も、嬉しい事にまだ出回っています。

画像の盤は言うまでもありませんが、ソニー・ロリンズのヴィレッジ・ヴァンガードの夜。ブリブリとたくましいトーンで吹きまくってます。と書いたらペリー提督姿の外国人が出て来る阪九フェリーのCMで、「ペリーです、風呂はいってます」「ペリーです、飯食ってます」「ペリーです、ロンリーです」というのを最近見ないなぁと思い出しました。


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ケーリー・グラント/ Cary Grant

2010-06-09 | Others
 こんにちは。犬が見た世界へようこそ、と思ったら昔は色盲と言われていた犬も現在ではもう少し違って見えているという説に変わっているようです。
そんなこんなで色のない世界三日目ですが、企画倒れっぽい雰囲気もただよってますので明日からは色が戻ります。

LPジャケットの人はジョン・レノンとポール・マッカートニーの顔を合成したみたいに見えませんか。




昨日、一昨日とハワード・ホークス作品を取り上げましたが、偶然にどちらも主演がケーリー・グラントでした。以前にも書きましたように当時は当たり前の事で、頭の大きさをカバーしてくれるような仕立てに助けられ今日ウェル・ドレッサーの一人として必ず名前のあがるケーリー・グラントですが、同系色の合わせの代表でもあります。

下の画像はレオ・マッケリー監督でメロドラマの教科書みたいな作品、邦題「めぐり逢い」(1957)のポスターと宣材用の写真です。
子供の頃TVで数回観て、知らない内にこの作品に出て来る南ヨーロッパの街や海岸線の景色が刷り込まれていたことを、後年それらしい風光に接して初めて気づきました。
先の二作はお洒落の参考にはなり難そうですが、これはお役に立ちそうです。



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ハワード・ホークス Pt.2 / Bringing Up Baby

2010-06-08 | Jazz
 今日もモードっぽくモノトーンでまとめてみましたというのは冗談ですが、イメージの中の塗り絵でお好きな色を補ってください。
モノクロ画像を作っていたら、昔一緒に仕事していた吉水君にモノクロ映画のビデオをあげた時の事を思い出しました。数日後に感想を聞くと、色がついてないと観辛いっすねという意外な答え。今だったら「そこじゃないでしょ」と返すところですが、多分その時はジェネレーション・ギャップを感じただけかも知れません。





下の画像はハワード・ホークス監督1938年の作品「赤ちゃん教育」のカードです。
現役当時、H・ホークス監督は乞われるままに仕事をこなす職人のように自らを見做していたと何かで読んだことがありました。この作品はスクリューボール・コメディーと呼ばれるジャンルの一本で、おかしな事の連鎖で筋が展開するというナンセンス・コメディーの一種ですが、バカバカしさを楽しみながら職人的な工夫をこらして作りあげた感じが出ています。
後年語られるホークスらしい特徴が随所に散りばめられ、作品の質を語るようなものでないにも関わらず、何だか憎めない人みたいに必ず引き合いに出される一本です。


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ハワード・ホークス Pt.1 / Only Angels Have Wings

2010-06-07 | Jazz
 今日から三日間、目先を変えてモノクロ画像でお届けしようと考えて作ってみました。皆さまのPCがおかしい訳ではありませんので悪しからず。
いつもより素材感がつたわる等何かメリットがあるかと思ったのですが.....、頭の中でお好きな色を着けて楽しんでください。
一応ジャケットとポケット・スクェアは麻、シャツは綿・麻、タイはシルク・麻です。
ちょっと手違いで、後日流す予定の作りかけの画像がアップされていたようですみません。





ハワード・ホークス監督1939年の「コンドル」を久しぶりに観ました。以前から持っているビデオは表面に一枚何か掛かっているような映像でしたが、今回買ったDVDはデジタリー・リマスタードで文字通り一皮むけたように鮮やかな映りで初めて観るみたいな感じがします。
ケーリー・グラント、ジーン・アーサー、ギルダを予感させるような役どころのリタ・ヘイワース、デッド・パンのようにクールなリチャード・バーセルメス、そして脇役も気の利いた人を集めています。
特に傑作というのでもありませんが、皆で歌う場面や主人公の部屋に女性が押し掛ける展開など、随所に後のホークス作品にも見られる特徴が確認できる微笑ましい男同士の映画です。
久しぶりの感想としては、やー、ハワード・ホークスって本当にいいですネって感じでしょうか。


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Eddie Taylor

2010-06-05 | Blues
 昨晩ブログのアップを終えしばらくすると、雷が鳴り始めました。
時間的に少しずれたものの予報通りで、一昨日の画像に使ったライトニン・ホプキンスのフェフェフェッという笑いが聴こえて来そうです。



今週の画像を撮っていた時、膝をしたたかに打ちつけると「あっ痛たたっ」ということになり、きっとLPジャケット右下みたいな顔になっていたと思います。
今日の主人公エディ・テイラーは、人のバックをつけて良し自ら弾きながら歌って良しというタイプで、ロバートJr.ロックウッドと双璧でしょうか。昔来日した時の音源の完全版というのも出ていますが、最も聴いたのはVJに吹き込んだ録音をまとめたものでした。


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ガララーガ投手 / Exodus

2010-06-04 | Others
 最近画像を作ろうとする時、つい手に取ってしまうのがボブ・マーリー&ウェイラーズの「Exodus」です。
実際に聴いているのはCDですが、一曲目でウォーム・アップが終わり二曲目に入った頃にはすっかり術中にはまって、呪術的な力でもあるのか終わるとついリピートしてしまいます。マンネリに陥らないよう、次回こそはE.Cの「There's One in Every Crowd」にしようと考えています。



今週も色々ありましたが、あっという間に週末です。
先ほどサッカー日本代表とコートジボワールとの試合が終わりました。スイスでやっていたようですが暑そうでした。内容に触れないで天気のこと書くのも困ったものですが、アリが亡くなったり残念なことが多過ぎて、今週はこれ以上深刻な話は受けつけない状況です。

そんな中で救われたのは、大リーグで審判の誤審によって完全試合を棒に振ったかたちとなったタイガースのガララーガ投手が、「誰にでも間違いはある、誰しも完璧ではない」という主旨の見解を述べたという話です。忘れ去られがちになる「寛容」と「スポーツマン・シップ」を久しぶりに思い起こさせてくれる、うれしい話でした。


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アリ・オリー・ウッドソン

2010-06-03 | Blues
 天気予報に寄りますと、明日は都内でも雷雨があるかも知れないとのこと。
画像のLPジャケットにひっかけた話題ですが、ここのところ好天続きでこんなに湿度も低く快適な日が多いというのも梅雨直前に珍しいように感じます。



今朝ケータイを開くと、サチコさんからのメールに「アリが亡くなったそうです」とあったのを見て雷に打たれたようになりました。。アリとは、以前テンプテーションズのLPを使った時にふれたAli-Ollie Woodsonのことです。
ソロになってからは一枚しか出していなかったと思いますが、テンプスのリード・ヴォーカルとして「Special」等の充実したアルバムを何枚か残し、酸欠になるまで搾り出すようなライブでの歌唱もまぶたに焼き付いています。

さすがに握手の感触までは思い出せませんが、象歩きでのオープニングに始まって、初期のリード・ヴォーカルでアリのアイドルでもあったであろうデヴィッド・ラフィンへのオマージュから黒縁メガネをかけて歌い出すヒット曲の数々は、胸の躍るひと時でした。
もちろん本人が参加してからの歌唱力を最大限に引き出すような楽曲もまた、男でも胸を掻き毟られるような聴きものでした。

ソロ第一作目が必ずしも満足のいく出来ではなかったろうと思われたので、次回作にはきっとそれを上回るものが聴きたいと願っていた事もあり、本当に残念です。



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John Lee Hooker sings Blues

2010-06-02 | Blues
 今日のLPジャケットはなんだか軍艦マーチが聴こえて来そうですが、今時軍艦マーチもないですか。ジョン・リー・フッカーは映画「ブルース・ブラザース」で、路上で演奏するブルース・マンとして登場したので、御記憶の方もいらっしゃるかと思います。



その場面で演奏していたのは「ブーン・ブーン」という曲でした。黎明期のブリティッシュ・ロック・バンドが盛んに演った解かりやすいリフを持つ曲で、その頃はブルースを発見した喜びをストレートにぶつけたような演奏が目白押しでした。

もちろんストーンズもさんざん演っていますしどれが一番かは好みの分れるところですが、今思いついた所では出身地が少しずれますがThemがBig Joe Williamsの「Baby please don't go」をカバーしたのなどはベース・ラインも生々しくカッコよかったです。上位に入ってもおかしくないんじゃないでしょうか。

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Gary Cooper + Robert Capa

2010-06-01 | Others
 今日の画像はご覧になったことがある方も多いかも知れません。釣竿を片手にバランスを取りながら丸太橋を渡るゲーリー・クーパーを撮った、ロバート・キャパの一枚です。ここで使った本は、お嬢さんが出した「GARY COOPER OFF CAMERA」というタイトルの本で、この写真についてGary Cooper crossing stream, Sun Valley 1940となっています。



最近読み直した本、蓮實重彦・山田宏一両氏の対談で「傷だらけの映画史」(中公文庫)の中に、ヒッチコックが「海外特派員」の主人公にゲーリー・クーパーの出演を打診していたが、サスペンスは二流扱いだったので断られたという話が出て来ます。

公開後、作品の出来がすばらしいのでクーパーは断った事を後悔したそうです。奇しくも上の写真と同じ1940年の作品ですが、見てみたかったですねクーパーの「海外特派員」。

「北北西に進路を取れ」も当初クーパーを考えていたが体調を崩していてケーリー・グラントに決まったという話も出て来ますので、クーパーが一度でも出演していたら、ヒッチコックの傾向から考えて何本かの作品が残されたんじゃないかと想像すると楽しくなってきます。
またヒッチコックは自作のイメージにぴったりのグレース・ケリーに御執心で、あと数本出演を懇願していたという有名な話もあったので、クーパーとの再共演というのもあり得たかも知れません。

時として大根役者のように言われるクーパーを、共演者の一人イングリッド・バーグマンはこう言っています。

     You never noticed that he was working.
      He spoke quietly, never tried to do an
     interpretation like Alec Guinness. Instead
      he did little things with his face and his
     hands, little things you didn't even know
     were there until you saw the rushes and
      realised how tremendously effective he was...


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