自分ではしばらく袖を通していないけれど、気になる色というのがあります。
今シーズンでは、このオリーブ・グリーンなんかがそれに当たります。何故と言うほどの理由はありませんが、陽気等によってそんな気持ちになって来ました。
素材は違いますが画像のようなオリーブ・グリーンのジャケットを、お客様にお勧めしたことがありました。
自分の親よりも少し上かなと思われるくらいの年配の方で、オリーブ・グリーンのジャケットに興味を示されたようなのでお話を伺ってみました。
すると「こういう色は戦争中にさんざん着たんで、もうたくさんなんだよ」と仰います。
懐かしむわけではなく、その方にとっては好むと好まざるとに関わらず身につけざるを得なかった色だったのでしょう。それでも知らず知らず馴染んだ色なので、つい気になって見ていたという具合だったものか。
その方の思いがけない言葉の重さに、出来る限りお話を伺うのが精一杯でした。
店先でへんな物を見かけた時に、つい見つめてしまう事が自分でもあります。もちろん口には出しませんが、そのあまりのヘンさに顔も緩んでいたりするので、傍目には嬉しそうに買う気満々に見えてしまうかも知れません。
今シーズンでは、このオリーブ・グリーンなんかがそれに当たります。何故と言うほどの理由はありませんが、陽気等によってそんな気持ちになって来ました。
素材は違いますが画像のようなオリーブ・グリーンのジャケットを、お客様にお勧めしたことがありました。
自分の親よりも少し上かなと思われるくらいの年配の方で、オリーブ・グリーンのジャケットに興味を示されたようなのでお話を伺ってみました。
すると「こういう色は戦争中にさんざん着たんで、もうたくさんなんだよ」と仰います。
懐かしむわけではなく、その方にとっては好むと好まざるとに関わらず身につけざるを得なかった色だったのでしょう。それでも知らず知らず馴染んだ色なので、つい気になって見ていたという具合だったものか。
その方の思いがけない言葉の重さに、出来る限りお話を伺うのが精一杯でした。
店先でへんな物を見かけた時に、つい見つめてしまう事が自分でもあります。もちろん口には出しませんが、そのあまりのヘンさに顔も緩んでいたりするので、傍目には嬉しそうに買う気満々に見えてしまうかも知れません。