Men's wear      plat du jour

今日の気分と予定に、何を合わせますか。 時間があれば何か聴きましょう。

爽やかな季節に......

2011-05-20 | Others
 花の頃には桜のトンネルを楽しんだ後、若葉が繁って真下の通りに木漏れ日が斑模様を作っています。これも涼しげで花とはまた違った趣があり、たいへん気持ちの良い光景が楽しめます。



コンスタントに会ってるのに、最近面白いことありました?なんて聞かれて困る今日この頃、面白いことは中々ありません。
先週入った飲食店で、私が言ったんじゃないんですが「うちで食べた方がよっぽどマシだね」なんていう目に合いました。
こういう場合いつもの事ですが、食べながら「これは好みの問題で口に合わないだけなのだろうか」なんて考えます。しかしどう考えてもそういうレベルとは違うんじゃないか、なんて哲学させる味でした。

チャレンジしといて返り討ちに合うというので思い出しましたが、少し前に麻のシャツを買いました。
白でもB竹が透けないくらいしっかりしたウェイトでいいかなと思って、店の人にイタリアの店(そのブランドはイタリアに3店舗ある)で売られているものと同じサイズかどうか尋ねると「はい同じです」との答えに安心して買って帰りました。

帰って広げてみると、一か所糸が切れていましたが目立ち難い部分だったこともあり、面倒なのでミシンでたたいて直しました。
一回着て洗濯すると、もう一か所糸が切れています。ありゃ、と思いましたが、既に着てるし手も加えてあるので、そこもミシンでたたきました。
もし返品するとただのゴミになってしまうので、何とかしたい気持ちがあります。

しかし手を加えて直る部分はまだしも、一番困ったのは実際にはサイズが日本向けにアレンジされ、裄がオリジナルなら88cm以上あるところ87cmあるかないかで、身巾も少し細くなっていることでした。油断してこんなことになるなんてダメだなと苦笑させられます。

食べ物でも、TVで「素材を成仏させる」なんて表現する方がいました。
我が家では年に何度か、冷蔵庫にミイラ化した物を発見します。成仏させるをもじって「素材をお陀仏にする」と言って怖れられています。

折角の生地であっても、おさえるべき所を外してしまうとオダブツになりかねません。
以前書いたように、適切なカフのゆとりと腕の可動範囲を鑑みると、サイズにもよりますが(裄の)実寸より私の場合6cmは必要です。
A・フラッサーも三冊目の著書からようやくこのことに触れ始めたくらいなので、事ある毎に吹聴してもこの着方は意外と周知に到りません。

シャツ姿って意外に見る機会がありませんが、「シャレード」とか「昼下がりの情事」を観るとよく解かっていただけると思います。


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