東証大引け 5日ぶり反落 利益確定売りに押される、売買高水準
国内株概況
2023年6月15日 15:34 (2023年6月15日 15:45更新)
15日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら5営業日ぶりに反落した。大引けは前日比16円93銭(0.05%)安の3万3485円49銭だった。日経平均は前日まで連日でバブル経済崩壊後の高値を更新していたとあって、目先の利益を確定する売りに押された。
米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の追加利上げを示唆し、金融引き締めに積極的な「タカ派」姿勢を強めた。これを受けて14日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落し、朝方の日本株相場全体の重荷となった。高値警戒感から上値での売りが目立ったなか、大引けにかけては株価指数先物にも散発的な利益確定売りが出た。
日経平均は一時200円超上げた。前日の米ハイテク株高や一時1ドル=141円台前半に進んだ円安・ドル高を支えに、海外投機筋による株価指数先物への買いがきょうも膨らむ場面があった。株式売買の活況を背景に、野村など証券株の上昇が目立った。
東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比0.56ポイント(0.02%)安の2293.97だった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆3825億円と高水準で、3日連続で4兆円を上回った。売買高は15億6906万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1006。値上がりは761、横ばいは67銘柄だった。
エーザイや楽天グループ、富士通が下げた。一方、ニコンや荏原、クボタは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
国内株概況
2023年6月15日 15:34 (2023年6月15日 15:45更新)
15日の東京株式市場で日経平均株価は小幅ながら5営業日ぶりに反落した。大引けは前日比16円93銭(0.05%)安の3万3485円49銭だった。日経平均は前日まで連日でバブル経済崩壊後の高値を更新していたとあって、目先の利益を確定する売りに押された。
米連邦準備理事会(FRB)が米連邦公開市場委員会(FOMC)で今後の追加利上げを示唆し、金融引き締めに積極的な「タカ派」姿勢を強めた。これを受けて14日の米株式市場でダウ工業株30種平均が下落し、朝方の日本株相場全体の重荷となった。高値警戒感から上値での売りが目立ったなか、大引けにかけては株価指数先物にも散発的な利益確定売りが出た。
日経平均は一時200円超上げた。前日の米ハイテク株高や一時1ドル=141円台前半に進んだ円安・ドル高を支えに、海外投機筋による株価指数先物への買いがきょうも膨らむ場面があった。株式売買の活況を背景に、野村など証券株の上昇が目立った。
東証株価指数(TOPIX)は5営業日ぶりに反落した。終値は前日比0.56ポイント(0.02%)安の2293.97だった。
東証プライムの売買代金は概算で4兆3825億円と高水準で、3日連続で4兆円を上回った。売買高は15億6906万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1006。値上がりは761、横ばいは67銘柄だった。
エーザイや楽天グループ、富士通が下げた。一方、ニコンや荏原、クボタは上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕