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東証大引け 続伸 円相場の下落や中国のコロナ規制緩和を好感 国内株概況 2022年12月6日 15:21 (2022年12月6日 15:29更新)

2022-12-06 20:27:10 | 日記
東証大引け 続伸 円相場の下落や中国のコロナ規制緩和を好感
国内株概況
2022年12月6日 15:21 (2022年12月6日 15:29更新)

6日の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、大引けは前日に比べ65円47銭(0.24%)高の2万7885円87銭だった。朝方は金融引き締めの長期化観測による前日の米株式相場の下落を受けた売りが先行した。その後は円相場の下落や中国の新型コロナウイルス対応の規制緩和を手掛かりにした買いが次第に優勢となり、上げに転じた。

外国為替市場で円相場が一時、1ドル=137円台まで下落した。円高基調の一服は自動車など輸出関連株の下支え要因となった。中国では各地で新型コロナ対策の緩和が相次いで伝わり、経済活動の再開が意識されている。中国当局は今後も規制緩和を進めるとの見方から、中国や世界経済の下振れ懸念がやや和らいだ。投資家心理の改善に伴う買いで、日経平均は午後に上げ幅を100円以上に広げる場面があった。

日経平均が心理的節目の2万8000円に近づく場面では上値が重くなった。9月以降、2万8000円台が定着しない状況が続いており、個人を中心に一段の上昇は難しいとみた投資家の利益確定売りが出た。

東証株価指数(TOPIX)は3営業日ぶりに反発し、前日比2.32ポイント(0.12%)高の1950.22で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆5865億円、売買高は10億1622万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は723、値下がりは1044、変わらずは69だった。

ファストリが続伸し、1銘柄で日経平均を60円近く押し上げた。ファナックとヤマハ発が高く、日産自とホンダも買われた。半面、外資系証券が投資判断を引き下げたソフトバンクグループ(SBG)が下落した。エムスリーやエーザイ、テルモも安い。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

米国株、ダウ反落482ドル安 米利上げ長期化観測で ナスダック続落 米国・欧州株概況 2022年12月6日 6:23 (2022年12月6日 6:37更新)

2022-12-06 06:49:43 | 日記
米国株、ダウ反落482ドル安 米利上げ長期化観測で ナスダック続落
米国・欧州株概況
2022年12月6日 6:23 (2022年12月6日 6:37更新)

【NQNニューヨーク=横内理恵】5日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反落し、前週末比482ドル78セント(1.4%)安の3万3947ドル10セントで終えた。同日発表の11月の米サプライマネジメント協会(ISM)非製造業景況感指数が市場予想を上回り、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めが長期化するとの懸念が広がった。米長期金利の上昇も株式の相対的な割高感につながった。

ISM非製造業指数は56.5と10月(54.4)から改善し、市場予想(53.7)も上回った。前週末発表の11月の米雇用統計では雇用者数や賃金の伸びが市場予想を上回り、労働市場の引き締まりによるインフレ圧力の根強さを示したと受け止められていた。

米ウォール・ストリート・ジャーナルは5日、13~14日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げ幅が縮小される一方、来年の政策金利見通しが9月から引き上げられる可能性があると報じた。FRBが一段と政策金利を引き上げ、米景気や企業業績の悪化を招くとの警戒も投資家心理の重荷だった。長期金利は前週末終値の3.49%から一時3.6%台に上昇した。

ダウ平均の下げ幅は一時、580ドルを超えた。長期金利上昇でソフトウエアのマイクロソフトなどPER(株価収益率)が高いハイテク株全般に売りが優勢だった。傘下のスラック・テクノロジーズの最高経営責任者(CEO)退任が伝わった顧客情報管理のセールスフォースが7%あまり下げ、ダウ平均を押し下げた。

原油安を受けて石油のシェブロンも安い。インフレが消費を抑えるとの見方から、映画・娯楽のウォルト・ディズニーなど消費関連銘柄も売られた。

ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続落し、前週末比221.560ポイント(1.9%)安の1万1239.937で終えた。中国・上海工場の生産縮小が報じられた電気自動車のテスラが大幅安だった。ネット通販のアマゾン・ドット・コムの下げも目立った。