東証大引け 3日続落、1カ月半ぶり安値 米景気悪化に警戒
国内株概況
2022年12月19日 15:31
19日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前週末比289円48銭(1.05%)安の2万7237円64銭と、11月4日(2万7199円74銭)以来、約1カ月半ぶりの安値水準で終えた。米景気悪化への警戒感から前週末の米株が下げた流れを引き継いだ。株価指数先物に売りが出て、日経平均を下押しした。
下げ幅は一時360円を超えた。前週末16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比281ドル(0.8%)安で終えた。東京市場でも景気敏感の自動車や機械、電気機器が売られた。日経平均は日足チャート上の200日移動平均(前週末16日時点で2万7240円)を終値で下回り、「先安観が意識される」(国内証券)との声が出ている。
銀行株や生命保険株の一部には思惑的な買いが入った。政府内の一部で、政府と日銀が2013年に結んだ共同声明の見直し論が浮上していると伝わった。訪日外国人(インバウンド)による消費の復調が期待される百貨店株も堅調に推移した。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落した。終値は前週末比14.80ポイント(0.76%)安の1935.41だった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆3596億円。売買高は9億7132万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1082。値上がりは667、変わらずは90銘柄だった。
ファストリやダイキンが下落した。トヨタやホンダは安い。第一三共やアステラスは下げた。一方、三菱UFJや三井住友FG、第一生命HDが上昇した。三越伊勢丹や高島屋も上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
国内株概況
2022年12月19日 15:31
19日の東京株式市場で日経平均株価は3日続落し、前週末比289円48銭(1.05%)安の2万7237円64銭と、11月4日(2万7199円74銭)以来、約1カ月半ぶりの安値水準で終えた。米景気悪化への警戒感から前週末の米株が下げた流れを引き継いだ。株価指数先物に売りが出て、日経平均を下押しした。
下げ幅は一時360円を超えた。前週末16日の米株式市場でダウ工業株30種平均は前日比281ドル(0.8%)安で終えた。東京市場でも景気敏感の自動車や機械、電気機器が売られた。日経平均は日足チャート上の200日移動平均(前週末16日時点で2万7240円)を終値で下回り、「先安観が意識される」(国内証券)との声が出ている。
銀行株や生命保険株の一部には思惑的な買いが入った。政府内の一部で、政府と日銀が2013年に結んだ共同声明の見直し論が浮上していると伝わった。訪日外国人(インバウンド)による消費の復調が期待される百貨店株も堅調に推移した。
東証株価指数(TOPIX)は3日続落した。終値は前週末比14.80ポイント(0.76%)安の1935.41だった。
東証プライムの売買代金は概算で2兆3596億円。売買高は9億7132万株だった。東証プライムの値下がり銘柄数は1082。値上がりは667、変わらずは90銘柄だった。
ファストリやダイキンが下落した。トヨタやホンダは安い。第一三共やアステラスは下げた。一方、三菱UFJや三井住友FG、第一生命HDが上昇した。三越伊勢丹や高島屋も上げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕