コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

中国、コロナ感染が家庭や職場で拡大-方針急転換のしわ寄せ (1) Bloomberg News 2022年12月12日 14:57 JST 更新日時 2022年12月12日 16:28 JST

2022-12-12 16:31:50 | 日記

中国、コロナ感染が家庭や職場で拡大-方針急転換のしわ寄せ (1)
Bloomberg News
2022年12月12日 14:57 JST 更新日時 2022年12月12日 16:28 JST

病院の外には長蛇の列、宅配サービスは配達担当者の欠勤で中断
北京市内のある病院、医療従事者は軽い症状あっても出勤要請受ける

中国では新型コロナウイルスを封じ込める規制が先週、急に緩和されたことを受け、首都北京を中心にコロナ感染が家庭や職場に急速に広がり、医療態勢を圧迫している。

  混乱状況は北京で最も顕著だ。11日の新規感染者は北京市で1133人と報告されたが、その何倍もの感染者がいると示唆する事例は多い。病院の外に長蛇の列ができ、市民は薬を入手しようと奔走。体調不良となった配達員の欠勤で宅配サービスは中断している。


  国営メディアは、本当に支援が必要な人を助けられなくなるとして、症状が重くない人に対し北京市の救急電話を利用しないよう求めている。

  医療従事者1人によると、北京市中心部にある大きな病院では医師や看護師が非番でも呼び出されている。別の医療従事者によれば、少なくとも1つの病院で新型コロナに感染したり、軽い症状があったりしても出勤要請を受けた。いずれも公に発言する権限がないとして匿名で語った。

  コロナ対策を巡るひずみにもかかわらず、政府のコロナ規制緩和は急ピッチで進んでいる。市民の旅行履歴追跡に使われていた全国的なモバイルアプリは13日から廃止される。


 

  北京市の別の医療施設職員は、病院側に十分調整する時間がほとんどないとして、政府のコロナ規制巻き戻しのペースに驚きが広がっていることを明らかにした。

  上海市にある民間病院の医師は、患者の急増は見られず、症状の軽い患者だけだと説明。公に話す権限がないとして匿名を条件に明らかにした。こうした患者には自宅で療養するよう指示しているという。

  ゴールドマン・サックス・グループの中国担当チーフエコノミスト、閃輝氏は11日のリポートで、「変化のスピードにわれわれを含め多くの人々が驚いている。ゼロコロナ政策の実施を最適化する『20の措置』を当局が強調していたのは1カ月前にも満たない。わずか数週間で多くの規制が廃止され、コロナが急速に広がっている様子だ」と指摘した。



Could not download required scripts. Please update your browser or turn off ad blocker to continue to watch.
中国政府のアドバイザーを務める感染症専門家の鍾南山氏は、新型コロナウイルスのオミクロン変異株による死亡率はインフルエンザと変わらないと述べた
Source: Bloomberg
関連記事:

中国医療顧問トップ、オミクロン株のリスクは「インフルエンザ並み」
「ゼロコロナ」緩和、中国で感染急増か-死者200万人超との推計も
サマーズ氏が予見、中国医療制度「壊滅的」影響も-コロナ政策転換で
中国がコロナ規制一段と緩和、自宅隔離容認や検査簡略化 

 

原題:Covid Whiplash in China as Rapid Rule Reversal Sees Cases Surge、Covid Surge Sparks Turmoil in China’s Poorly Prepared Hospitals(抜粋)
(6段落目以降を追加して更新します)

東証大引け 反落、58円安 米金融引き締めの長期化懸念で 国内株概況 2022年12月12日 15:29

2022-12-12 15:34:28 | 日記
東証大引け 反落、58円安 米金融引き締めの長期化懸念で
国内株概況
2022年12月12日 15:29

12日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、大引けは前週末比58円68銭(0.21%)安の2万7842円33銭だった。米金融引き締めの長期化観測から前週末の米株式相場が下落し、東京市場でも売りが優勢だった。値がさの半導体関連株への売りが指数の重荷となった。下げ幅は一時160円を超えたが、下値では買いが入り、次第に下げ渋った。

9日発表の11月の米卸売物価指数(PPI)は市場予想を上回り、同日の米株式市場では主要株価指数がそろって下落した。米長期金利の上昇を受け、東京市場では高PER(株価収益率)のグロース(成長)株を中心に売りが出た。

朝安後は下げ渋った。ファストリなど主力株の一角に下値では買いも入った。週内に11月の米消費者物価指数(CPI)や米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控え市場参加者の様子見姿勢は強く、積極的な売買は見送られた。日中の値幅(高値と安値の差)は131円06銭と、11月17日(119円61銭)以来、3週間半ぶりの小ささだった。

東証株価指数(TOPIX)は反落し、終値は前週末比4.23ポイント(0.22%)安の1957.33だった。

東証プライムの売買代金は概算で2兆2389億円と9月12日以来、売買高は9億2188万株と9月15日以来、約3カ月ぶりの低水準だった。東証プライムの値下がり銘柄数は973と、全体の5割強を占めた。値上がりは774銘柄、変わらずは89銘柄だった。

楽天グループや大平金、DOWAは下落した。三菱商や丸紅も売られた。半面、川重や東ガス、東海カが上昇した。海運株の上げも目立った。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕