コズモと読んでください COSUMO

株式、債券、為替、投資信託を主に

東証大引け 反発、米株高支え 米CPI前で上値限定 国内株概況 2022年12月13日 15:23

2022-12-13 17:32:06 | 日記
東証大引け 反発、米株高支え 米CPI前で上値限定
国内株概況
2022年12月13日 15:23

13日の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比112円52銭(0.40%)高の2万7954円85銭で終えた。前日の米株式相場が上昇した流れを受け、ファストリやダイキンなど値がさ株の一角に買いが入り、日経平均を押し上げた。外国為替市場での対ドルの円相場下落も自動車株の支えになった。もっとも、心理的節目の2万8000円を上回る場面では売りが膨らみ、相場の上値は限られた。

日経平均は寄り付き直後につけた前日比274円高の2万8116円をきょうの高値に上げ幅を縮小する展開だった。日本時間今夜に11月の米消費者物価指数(CPI)の発表を控え、様子見姿勢の投資家が多いなか、利益確定や戻り待ちの売りに押された。米景気の先行き懸念も根強く、ファナックや日東電、日電産など景気敏感株の一角が下げた。その後は膠着感が強まり、午後の値幅は73円ほどと小動きにとどまった。

東証株価指数(TOPIX)は反発し、前日比8.35ポイント(0.43%)高の1965.68で終えた。

東証プライムの売買代金は概算で2兆4260億円。売買高は9億6868万株だった。東証プライムの値上がり銘柄数は1075と、全体の約6割だった。値下がりは658、変わらずは103銘柄だった。

富士フイルムや武田、第一三共が上昇した。ホンダとソニーGも買われた。一方、ネクソンや太陽誘電、TDKは下落した。

〔日経QUICKニュース(NQN)〕

【米国市況】株反発、CPIとFOMCに注目-円軟調で137円台後半 2022年12月13日 6:52 JST ブルームバーグ

2022-12-13 08:01:47 | 日記

【米国市況】株反発、CPIとFOMCに注目-円軟調で137円台後半
Isabelle Lee、Emily Graffeo
2022年12月13日 6:52 JST ブルームバーグ

米国債は続落、朝方は上昇も反転-10年債入札で需要低調
NY原油は7日ぶり反発-パイプライン再開のめど立たず


12日の米株式相場が反発。金融市場は13日発表の消費者物価指数(CPI)に注目している。
株式 終値 前営業日比 変化率
S&P500種株価指数 3990.56 56.18 1.4%
ダウ工業株30種平均 34005.04 528.58 1.6%
ナスダック総合指数 11143.74 139.12 1.3%

  S&P500種株価指数は1.4%上昇と、約2週間ぶりの大幅高。大型テクノロジー銘柄中心のナスダック100指数も上昇した。

1年先の米インフレ期待、2021年8月以来の低水準-NY連銀調査

  あす発表される11月の米CPIでは、インフレはなお高水準ではあるものの鈍化が続いていることが示される見通しだ。JPモルガン・チェースのセールス・トレーディングデスクは、CPIが減速した場合、S&P500種は最良のケースでは最大10%の上昇もあり得るとみている。ただ実際にそうなる可能性は5%程度との分析だ。10月のCPIが発表された11月10日には、S&P500種はCPI発表当日として、データの残る2003年以来の大幅高となっていた。

  CPIが減速すれば、連邦公開市場委員会(FOMC)としては今週の会合での0.5ポイント利上げが正当化されるほか、市場としては2023年遅くに利下げを期待できるか否かについて手掛かりを得られそうだ。FOMCは14日に政策決定を発表する。

  ブランディワイン・グローバルのポートフォリオマネジャー、ジョン・マクレーン氏は「動くのはCPIのデータが出てからだ」とし、「ソフトランディング(軟着陸)に関する誤った安心感が広がりつつある。FOMCが近く利下げに動くことはない。2020年よりも長いサイクルになるだろう」と述べた。

  インタラクティブ・ブローカーズのチーフストラテジスト、スティーブ・ソスニック氏は「楽観的な見通しを維持する必要がある。9日の終盤に下げ足を速める前の水準に回復したばかりだ」と指摘。「S&P500種は100日移動平均を再び上回った。その水準を下回るほどの売り圧力は見られない。CPIに関してはいくらか楽観できそうな感触がある。悪い内容となった生産者物価指数(PPI)を切り抜けたことから、CPIも結果にかかわらず乗り切れる可能性はあると考えている人は多いようだ」と述べた。


  FOMCに続き、15日にはECBが政策決定を発表する。ECBも0.5ポイント利上げを決定するとみる向きが多い。今週はさらにイングランド銀行(英中銀)やメキシコ、ノルウェー、フィリピン、スイス、台湾の中銀も政策決定を発表する。
米国債

  米国債は続落。朝方は上昇していたが、下げに転じた。この日の10年債入札は需要が低調で、CPIとFOMCの政策決定に伴うリスクが浮き彫りとなった。利回りは2年債を中心に全ての年限で上昇した。
国債 直近値 前営業日比(bp) 変化率
米30年債利回り 3.58% 1.61 0.5%
米10年債利回り 3.61% 3.3 0.9%
米2年債利回り 4.38% 3.11 0.7%
    米東部時間 16時50分
外為

  外国為替市場ではドル指数が上昇。CPIとFOMC会合を控え、大規模な取引は手控えられた。ドルは主要10通貨に対してほぼ全面高。一方で円は主要通貨中で最悪のパフォーマンスとなった。ドルは対円で1ドル=137円台後半。
為替 直近値 前営業日比 変化率
ブルームバーグ・ドル指数 1266.27 2.48 0.2%
ドル/円 ¥137.64 ¥1.08 0.8%
ユーロ/ドル $1.0537 -$0.03 0.0%
    米東部時間 16時50分

  バークレイズのアナリストはリポートで、「運命を左右する週になる」と指摘。CPIとそれに続く各中銀の政策決定について、「市場が織り込んでいるとみられるソフトランディング(軟着陸)シナリオを補強するにしろ弱めるにしろ、今年最後の重要な材料になりそうだ」と記した。

  ブラウン・ブラザーズ・ハリマンの通貨戦略グローバル責任者、ウィン・シン氏はリポートで、「リスクを巡る環境は引き続き不安定だ」と指摘。「CPIのデータには上振れリスクがあるとわれわれはみており、ドルには上昇余地ができるかもしれない」と予想した。
原油

  ニューヨーク原油先物相場は7営業日ぶりに反発。北米の主要石油パイプラインが再開のめどもないまま稼働停止となっていることから、原油を今年の安値水準で買う動きとなった。

  エネルギーインフラ会社のTCエナジーは、カナダの油田と米メキシコ湾岸の製油所を結ぶキーストーン・パイプラインの復旧作業を続けている。11日の発表によれば、再開の日程はまだ決まっていない。

  原油相場は最近の軟調な地合いを受け、北海ブレントとウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)の両先物ともに期近より期先が高い順ざやになることが時折あった。こうした弱気な市場構造は原油供給が短期的には十分あることを示唆している。バンク・オブ・アメリカ(BofA)の商品・デリバティブ調査責任者フランシスコ・ブランチ氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、市場の想定ほどの大きな混乱なくロシアの原油輸出が可能となっていることで、相場は軟調となっていたと話した。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物1月限は前営業日比2.15ドル(3%)高の1バレル=73.17ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント2月限は1.89ドル上げて77.99ドル。


  ニューヨーク金相場は反落。今週の主要な米インフレ指標や、米国など主要国・地域の中銀政策決定が待たれている。

  オアンダのシニアマーケットアナリスト、エド・モヤ氏は、トレーダーらは「極めて重要なインフレ統計を待っている。同統計は米金融当局のドット・プロット(金利予測分布図)のわずかな上方修正につながり得る。金トレーダーらがこのインフレ統計発表前にポジションを大きく変更することはないだろう。コアCPIがわずかに減速すると一部で予想されている」と述べた。

  ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は18.40ドル(1%)安の1オンス=1792.30ドルで終了。金スポット価格はニューヨーク時間午後2時53分時点で1%下落の1780.26ドル。

原題:US Stocks Start Fed Week Higher as CPI Data Loom: Markets Wrap(抜粋)

Stocks Roar With Key Data, Fed Decision in Focus: Markets Wrap

Treasuries End Lower After Erasing Gains; 10-Year Auction Tails

Dollar Advances, Yen Drops as Traders Await US CPI: Inside G-10

Oil Rallies as Traders Buy the Dip With Key Pipeline Still Shut

Gold Drops Ahead of Key US Inflation Data, Fed Rate Decision

米国株、ダウ反発し528ドル高 景気敏感株に買い ナスダックも反発 米国・欧州株概況 2022年12月13日 6:15 (2022年12月13日 6:23更新)

2022-12-13 07:58:40 | 日記
米国株、ダウ反発し528ドル高 景気敏感株に買い ナスダックも反発
米国・欧州株概況
2022年12月13日 6:15 (2022年12月13日 6:23更新)

【NQNニューヨーク=川内資子】12日の米株式市場でダウ工業株30種平均は反発し、前週末比528ドル58セント(1.6%)高の3万4005ドル04セントで終えた。前週に953ドル下げており、13日の11月の米消費者物価指数(CPI)や14日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表といった重要日程を控えて、景気敏感株などに持ち高調整目的の買いが入った。引けにかけて上げ幅を広げ、この日の高値で終えた。

CPIはインフレ圧力の鈍化を示すかどうかが注目されている。FOMCでは利上げ幅が従来の0.75%から0.50%に縮小される見込みだが、参加者が示す来年の政策金利の見通しがどこまで引き上げられるかが焦点となる。会合後のパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の記者会見と併せ、内容を確認したい投資家が多い。「重要イベントが想定内の結果になれば、年末にかけて相場が上昇するとの期待が根強い」(Bライリーのアート・ホーガン氏)との声があった。

このところ売られていた景気敏感株が買い直された。アナリストが目標株価を引き上げた航空機のボーイングが上昇、建機のキャタピラーも高い。クレジットカードのビザや同業のアメリカン・エキスプレスなど消費関連株も買われた。スマートフォンのアップルなどハイテク株も上げた。

ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数も反発し、前週末比139.121ポイント(1.3%)高の1万1143.738で終えた。ネット通販のアマゾン・ドット・コムが上昇し、エヌビディアなど半導体株も総じて高い。