早実陸上競技部  長距離部員日記

長距離部員達が駅伝形式で繋いでいく日記です。


※大会結果や女子長距離部員の自己紹介も記載しています。

"田村和希"

2021年09月19日 12時00分00秒 | Weblog
来月、2021年10月は
中高生活で最も
"オープニング"と"エンディング"が
印象に残る月になるでしょう。

"オープニング"の10月1日。
とうとう2階建て新幹線が姿を消すことになります。
小さい頃から何度も乗りました。
一際高いところから見る景色は格別だったなあ。

そして驚くべきことに、
この新幹線は
カルフール先輩や2号先輩たちの最後の都駅伝"荒川開催"をぶっ壊した2019年台風19号により延命されたということ。
今起こっている1つ1つの出来事が後にどう転じるか分からないことを教えてくれました。
陸上においても同様に言えること。
ピース先輩のように感染症という出来事を上手〜く使って結果を残した選手もいます。
与えられた条件に対し常に前向きに捉え、最大限適応することが大事だと改めてMaxを見ていて(?)感じました。

"エンディング"の10月30日。
言われなくても分かりますよね。
そう、都駅伝です。

非常に濃い10月になりそうですね。

ということで、鉄道好きということがバレてしまいました 学食 です。

最近は生きづらい世の中になりまして、
鉄道好き=ヤバい人
というイメージが周りにはあるようなので、
鉄道好きであることはなるべく周りに出さずにいようと入学時の時は思っていましたが、
開始早々にその思惑は崩れ去りました。

4月に学年で行われた情報についての講演会で「こんな写真でもネットで拡散されれば一瞬で特定される」の例として表示された1枚の画像。
車内から撮影されたと思われるものだったのですが、ガラスが反射していて車内が写っていたんですね、ドアと座席の色から何の車両か分かっちゃったので無意識に呟いたところ…

バレてしまいました。はい。

性格を偽ることには無理があります。


……。
脱線してしまいました。話を元に戻しましょう。


おそらく自分は今回のブログが
都駅伝前最後のものになります。
自分から都駅伝前ラストの回となるのです。
ということで、今回は都駅伝について話していきたいと思います。かなり長くなると思いますがご容赦ください🙇‍♀️


前にも書いた通り自分は中等部から陸上競技部に所属しています。
ですので、高校生の都駅伝は3回知っています。

中等部に入学したばかりの頃に初めて高校生のポイント練習を見たときは、別次元の速さで空気を切り裂くようにして走るAチーム (特にカルフール先輩、2号先輩、欅先輩、ピース先輩の4人) を見て、彼らは雲の上の存在なんだと思いました。そしてそんな選手になりたいなと思っていました。

そして高校生が都駅伝に向かってチーム一丸となって練習している姿、そして (特に欅先輩とピース先輩は1年生なのに) 都駅伝を走っている姿を見て率直にカッコいい!と思い、それ以来1年生から3回都駅伝に出ることが憧れとなりました。

高校生になって初めてチームの一員という立場になりました。外からでは分からなかったチームの現実や厳しさを知りました。自分が前に見ていたようなチームになるためには今まで以上に努力が必要だということを思い知らされました。そして、都駅伝という舞台は「憧れ」から「目標」へ、「目標」から「決戦の場」に変わりました。

「高校生のあなたが一番出たい大会は何ですか?」と聞かれたら間違いなく「都駅伝」と答えます。IHでも新人戦でもなく。実際そうでした。今年は都駅伝のために1年間練習を積んできました。

そして、心境にも変化が。
今まで都駅伝を走りたかった理由は「カッコいいから」でしたが、「チームに恩返しをするため」に変わりました。


特に3年生。3年間お世話になりました。
感染症で活動が制限されるという厳しい条件下でもどうにかしてチームを引っ張ってくれました。自分が中学2年生の頃から、どんなに調子が落ちても気にしてくれて、そして支えてくれました。信じられませんが、頼りになる3年生と活動できるのはたったの残り41日。そんな先輩方に感謝を伝え、そして恩返しをする最大の方法は何か。それは、自分が走って

"結果を出す" "記録で魅せる"

ことだと思います。


自分はトラックよりも駅伝が好きです。
色々あってトラックレースはあまり出られませんでしたが、駅伝に向けて調子が上がってきています。駅伝には滅法強い、いわゆる「駅伝男」と呼ばれるように頑張っていこうと思います。ということで…

☆田村和希 (西京高→青山学院大→住友電工)
1年 4区 区間新 (54'28)
2年 4区 区間賞 (55'17)
3年 7区 区間11位 (1:05:40)
4年 3区 区間2位 (1:02:43)

3大駅伝では9回の出走で6回の区間賞、2回の区間2位と、駅伝に強い"超"駅伝男。大学では下田裕太とともにダブルエースとして活躍。昨年の日本選手権1000mで27分28秒92という好記録をマークするも、東京五輪参加標準記録に0秒92届かず。黒崎播磨の田村友佑は弟。



都駅伝まで残り41日。
チームの目標は「都大路出場」です。
12月にチーム全員で京都に行けるよう、全力で戦います。
早稲田実業の応援よろしくお願いします🤲

必ず、勝ちます。


必ず。




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