早実陸上競技部  長距離部員日記

長距離部員達が駅伝形式で繋いでいく日記です。


※大会結果や女子長距離部員の自己紹介も記載しています。

イマニミテイロ(私の一番好きな色)

2021年09月17日 17時18分34秒 | Weblog
こんにちは

新型コロナウイルスワクチンの副反応により布団の中から失礼します。
避雷針です。

今日はジョグの話から入ろうと思います。

最近私が取り入れ始めたのが多層的ジョグです。
これは、一定のペースやテンポで走り続けるものとは違い、途中でインターバルのようなジョグのレストを取ったりしながら様々なペースで走るものです。

私が実際に行った一例を示しておきます

35分ジョグ(4:40/km)
r=45秒ジョグ
 
2分間走(閾値ペースくらい)×3
r=40秒ジョグ

30秒間走(800m~1500mペースくらい)×3
r=30秒ジョグ

15秒間走(9割)×3


この場合だと4種類のペースを1度のジョグで走ることになります。

この多層的ジョグの目的は「乳酸再利用能力の向上」です。
まず、最初のジョグで足を疲れさせて(血中乳酸濃度を高める)、レース終盤のような疲労度を再現していきます。
そして後半はその疲れた脚を動かして、最終的には中距離のスピードに持っていきます。ラストに動かすっていうやつです


私が思うこの練習の良いところは、2つあります。
1.ジョグでありながら、実戦に近い練習になる。
2.心拍が激しく上がらないため、いいフォームで走ることに意識を向けやすい。

1は私が多層的ジョグを取り入れる最大の理由です。レース終盤という状況をジョグという低強度の練習の中で生み出すことができるのがこの練習の強みです。
2はこの練習で最も気をつけるべきことでしょう。この練習はジョグの進化系であって追い込むものではありません。だからこそ意識をフォームに向けるのです。

1と2を集約すると、ポイント練習以外でレース終盤にいいフォームで走るための練習=多層的ジョグ なのです

レース終盤脚が重くなってどんどんペースが下がっていく(=垂れる)経験を長距離選手ならしたことありますよね。私もあります。私は中距離出身なので3000mの2000m通過くらいで脚がパンパンになることがあります。駅伝シーズンを迎えるにあたってなにか変えようと思い、この練習にたどり着きました。

皆さんもやってみて下さい。



次は、時間の話です。
頑張るために必要なものは気力だけでしょうか。

私が思うに答えはノーです。

頑張るために必要なのはそれをするための時間です。

それをするための時間を作るために必要なのは無駄な時間をなくすことです。

最短距離で辿り着く努力とは寄り道をしない努力ということです。


生活の中で一秒を削り出すことが、レースで一秒を削り出すことに直結します。





そういうことです

頑張りましょう



最後に私なりの厚底シューズの活かし方が分かったので記しておきます。  
   「接地時間を短くすること」


今回はここで終わりにします
次回は今日より良い文章が書けるように頑張ります

(あー左肩痛い。左肩上がらん。あれ?左肩下げると右肩上がってくるぞー)


P.S   サツマイモの季節は俺の季節



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