つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

lady kim/ everything must change

2016-06-06 15:53:28 | ジャズ




              卯の花(うのはな)



           ユキノシタ科の落葉低木  空木(うつぎ)の白い花をさします


           卯月(陰暦の4月)に咲くので 卯の花・・・


           茎を切ると中が空(うつ)ろなので 空木ともよばれる説もあります





             今日聴いたジャズ・・・


         LADY KIM・・・「EVERYTHING MUST CHANGE」




         メイン州、マサチューセッツ大学出身のヴォーカリスト、レディ・キムの2ND アルバム。


         レディ・キムは、デビュー作、「LEFT ALONE」で熱い注目を浴びた。


         本作は、全11曲、なじみのある曲から、あまり取り上げられない曲まで選び、一曲一曲を、とても丁寧に歌いあげている。


         サポート陣には、大石学、坂井紅介、トミー・キャンベル、土岐英史、井上信平、、もはや多言を要することのない、


         ベテラン・ミュージシャンたちが、レディ・キムのアプローチに呼応し、さらにアルバムを魅力あるものにしている。


         購入してから、しばらく聴いていなかったのだけど、ビリー・ホリデイの作詞作曲による「TELL ME MORE AND MORE」、、


         セロニアス・モンクの曲、「LOOKING BACK」など、あらためて良さを再発見した曲々もあり、うれしかった。



1・EVERYTHING MUST CHANGE・・・2・WHY DON’T YOU DO RIGHT?・・・3・I LOVES YOU PORGY・・・4・HOW HIGH THE MOON・・・
5・TELL ME MORE AND MORE(AND THEN SOME)・・・6・LOVE FOR SALE・・・7・THE NEARNESS OF YOU・・・8・イパネマの娘
9・A SONG FOR YOU・・・10・SUMMERTIME・・・11・LOOKING BACK・・・



               レディ・キム(vo)
               大石学(p、org、pianica)
               坂井紅介(b)
               トミー・キャンベル(ds)
               土岐英史(ss、as)
               井上信平(fl)


           2004年東京 ソニー・ミュージック・スタジオにて録音



               卯の花


        卯の花の白砂に、茨の花の咲き添いて、雪にも越ゆる心地ぞする  (松尾 芭蕉)