つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

銀杏(ぎんなん)

2012-10-29 16:11:58 | ジャズ

 四月末ごろに芽吹き、十月ごろ受精、実は一か月ほどのうちに育つ。イチョウ科の落葉高木。
 中国原産。雌雄異株。種は雌木にしかできない。

 晩秋に美しく黄葉し、落葉する。落葉のころ実も黄熟して落ちる。やわらかい外種皮には強い悪臭があり、触れるとかぶれることもある。
 白色の堅い実はよく洗い乾燥し食用とする。
 実を焼いて食べるのも楽しい。独特の風味と色合いが茶碗蒸しなどに重宝される。


 ”銀杏が落ちたる後の風の音 ”(中村 汀女)・・・


  今日聴いたジャズ・・・

  IVAN PADUART・・・「FOLIES DOUCES」


 ベルギー・ジャズ界の貴公子、ピアニスト、イヴァン・パドゥアのリーダーアルバム。

 「イリュージョン・サンソリエル」と同じメンバーによるもの。
 リシャール・ガリアーノのアコーディオンをフィーチャーし、哀愁味溢れるメロディと欧州然としたロマンティシズム溢れる
 演奏が聴ける。
 本作でもイヴァン・パドゥアのピアノは秀逸で、イリュージョン・サンソリエルと同様、彼らしい抒情味のある音色は健在で
 どの曲も感動的。

1・HORLOGERIE・・2・JOAILLERIE・・3・FOLIE DOUCE・・4・PEAU DE PECHE・・5・INTEMPORELLE・・6・20.000 LIEUES
  SOUS LES MERS・・7・LE NAUTILUS・・8・LES FRUITS DE MA PASSION・・・


 IVAN PADUART(p)
 RICHARD GALLIANO(accordeon)
 PHILIPPE AERTS(contrebasse)
 BRUNO CASTELLUCCI(batterie)
 CHRIS JORIS(perc)


  1994年11月2、3日録音・・・