つれづれなるままに聴いたジャズ

  よるの雨の音は

さびしい胸にともしびのように

   ともる



 

ななかまど

2012-10-19 16:40:55 | ジャズ

 バラ科の落葉高木。高さ10メートルに達する。葉は五ないし七対からなる奇数羽状複葉で、秋になると美しく紅葉する。
 五月から七月ごろにかけて、小枝の先に複数の花序をつけ、白色の五弁花を開く。
 果実は球形で十月から十一月に真っ赤に熟す。

 晩秋の紅葉のあと、赤い実だけが残っているのも実に美しい。材は堅く燃えにくく、かまどに七度入れても炭にならないというので
 こ名がついた。材質が高いので実際は薪炭(しんたん)としても優れている。


 ” ななかまど恋の火種となりにけり ”(三浦 光子)・・・


 今日聴いたジャズ・・・

 CHARLES LLOYD・・・「HYPERION WITH HIGGINS」


 前作、「ザ・ウォーター・イズ・ワイド」と同じ時の録音で、その後亡くなったビリー・ヒギンスに捧げられたアルバム。
 全曲・チャールス・ロイドのオリジナルによる一枚。


1・DANCING WATER、BIG SUR TO BAHIA・・2・BHARATI・・3・SECRET LIFE THE FORBIDDDEN CITY・・4・MISS JESSYE・・
5・HYPERION WITH HIGGINS・・6・DARKNESS ON THE DELTA SUITE・・7・DERVISH ON THE GLORY B・・
8・THE CARAVAN MOVES ON・・・


 しっとりと哀愁味のある・・1、ゆったり目でサックス、ピアノの音色が心地よい・・2・4ビートが基調のジャズを演奏している・・3
 4ビートの部分も感じられる・・4・ECMでは珍しく熱い演奏の・・5・ドラマティツクに展開する、本作では一番長いトラック・・6
 陽気なテーマとアドリブの・・7、ドラムスが印象的な・・8

 全体的には前作より元気なサウンドが聴ける。ジャケットも”THE WATER IS WIDE”が黒、本作はデザインも同じで白、と面白い。


 CHARLES LLOYD(ts taragato)
 BILLY HIGGINS(ds perc)
 JOHN ABERCROMBIE(g)
 LARRY GRENADIER(b)
 BRAD MEHLDAU(p)


  1999年12月、LA、チェロ・スタジオにて録音・・・