ときどき、ドキドキ。ときどき、ふとどき。

曽田修司の備忘録&日々の発見報告集

根拠のない断定と根拠のあるためらいと

2006-07-18 23:38:07 | 大学
ひとつ前の記事に対する補足。 レポートを採点しているとき、もっとも評価が低くなるもののひとつは、「根拠のない断定」をしている文章である。「何故、そう言い切れるのか」がまったく説明されていない。そういうレポートが結構多い。(さらに評価の低いのは、明白な事実誤認や文章中の自己矛盾に気がついていないものであり、これらも結構多いのだが、ここではそのことには触れない。) たとえば、「事柄Aは正しい。何故 . . . 本文を読む
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大学のレポートは、教員だけでなく一般の読み手を想定して書くべきである

2006-07-18 20:19:44 | 大学
玉川大学「芸術経営論」の採点を終了。 履修登録者97名のうち、レポート提出者は93名。 成績の内訳は、S評価14名、A評価27名、B評価38名、C評価14名。 S評価の人数はこんなものとして、A評価とB評価の人数が入れ替わって、C評価がもう少し減るのが(私にとっては)理想的なあり方である。 今回のレポートの課題は、以下のとおりであった。 次の1~3の中からひとつを選び、あなたの意見を述べなさ . . . 本文を読む
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