(つづき)
前回の記事で、今回の春の改正は減便がメインとなるので、あまり記事として書くことがないかも、と書いていたのだが、フタを開けてみると書くことがたくさん出てきそうな感じである。
ただ、まだ「フタ」はほとんど開けることができていないため、バス停でチラッと見てきた情報をとりあえずお伝えして、詳細がわかれば後から補足していきたいと思う。
・「西公園」バス停が「大濠公園」に改称
…ということである。
市内に大量に走っている「西公園行き」のバスが、3月27日を境に「大濠公園行き」に変わるということであり、かなり混乱が起きそうだ。
ただ、「西公園」よりも「大濠公園」のほうが、名称としては適切であり、長い目で見れば正しい選択ではあるのかもしれない。
・「2番」の室住団地、野方行きが「2-3番」に変更
「2番」の室住団地系統については別番号にすべきと以前から何度も書いてきたが、今回ようやく実現される。
ただ、番号が変わるのは郊外向けのみで、都心方面は従来通り「2番」のまま、次郎丸経由と田隈経由の別番号化も今回は見送りのようだ(田隈経由を「2-2番」にしてもよかったのでは?)。
・「4番」の経路変更
名島~千早駅前間が、名島駅前の新道経由に変更され、西鉄名島駅前、千早四丁目、東消防署前の3つのバス停が新設される(下りは名島に非停車)。
これも以前に提案していたが、今回実現の運びとなった。
・「10番」の縮小
土日祝日の九大病院行きの運行が取りやめとなる。
・「20番」の新設
姪浜(折り返し場)及び姪浜駅南口からの「1番」が大幅に縮小され、西の郊外部の終点を福岡タワー南口とした新路線が開設される。
ルートは、
【福岡タワー南口~地行~大濠公園~赤坂門~天神~呉服町~警察本部前~吉塚駅前~~吉塚営業所(新たに停車するようになる)~巴町~箱崎駅東口~月見町】
というもので、吉塚営業所止め、大濠公園止めなどの区間便も運行されるもよう。
区間便の、月見町→大濠公園は「1番」として運行されるようである。
また、月見町行き(赤坂門から都心側のみ?)も「1番」として運行されるようだ。
現行の月見町行きは、九大前経由と巴町経由の2系統が運行されているが、今回の改正で前者は廃止となる。
バス停の掲示では「路線維持のため、月見町系統を減便し、運行系統を見直しさせて頂くことになりました。」という表現がなされていた。
なお、「20番」は西公園行き(今後は大濠公園行き)の統一番号として使われるのでは?と考えていたのだが、予想が外れた。
・「22N」の見直し
大部分を天神北ランプ経由の循環系統に変更。
・「24N」の新設
ルートは、
【大濠公園~天神~都市高速~香椎浜海岸通~香椎参道~舞松原~八田団地~土井営業所】
今回の改正の全貌を把握していないため、この路線がどのような意図で開設されるのかはよくわからないのだが、香椎参道を通る都市高速系統をこれ以上増やしても、定時性はあまり期待できないのではないだろうか…。
・「27B」「72番」に「古賀橋トリアス行き」を新設
来年春の上山田~猪野間廃止(予定)の布石ということだろうか。
・「29番」「29-1」番の減便
2年前の春の改正で「29番」から分割された「29-1番」は、一日一本の運行になるようだ(郊外向けについて。都心向けは未確認)。
・「59-1番」を「54番」に変更
もともと「54番」の廃止を受けて「59-1番」が走りだした経緯があるので、番号だけ元に戻った感じである。
「54番」は一日数本のみの運行であり、小笹から南に向かう「59番」のほうもかなり減便されるようだ。
・「54-1番」の新設
ルートは、
【九大前~県庁~呉服町~天神~渡辺通一丁目~薬院大通~平尾~山荘通り~小笹~(この間の経由地未確認)~福岡タワー南口】
乗り応えはありそうだが、定時運行は期待できなさそうなルートである。
目的としては、「59番」が減便されるのを受け、小笹~平尾地区から都心への利便性を維持することがあると思うのだが、福岡タワーまで運行するのはどういう利用を想定しているのだろうか。
・「62番」の那珂川ハイツ系統を「62-1番」に変更
「62番」についても、那珂川営業所系統と那珂川ハイツ系統で番号を分けたほうがよいのでは?と以前書いたことがあった。
今回の変更は、「2-3番」のように郊外向けのみなのか、双方向ともなのかは不明。
いずれにせよ、そのへんのルールははっきりしておいてほしいものだ。
・「大濠公園」以外の停留所名の変更
ピアジェ久山→ヘルスC&Cセンター前
土井三ツ角→土井四丁目
千代文化スポーツセンターパピオ前→千代一丁目
土井は「三差路」から「四差路」になってからずいぶんと時が経って満を持して(?)の改称である。
…情報としてはまだまだ不完全なので、随時補足していくつもりです。
(つづく)
前回の記事で、今回の春の改正は減便がメインとなるので、あまり記事として書くことがないかも、と書いていたのだが、フタを開けてみると書くことがたくさん出てきそうな感じである。
ただ、まだ「フタ」はほとんど開けることができていないため、バス停でチラッと見てきた情報をとりあえずお伝えして、詳細がわかれば後から補足していきたいと思う。
・「西公園」バス停が「大濠公園」に改称
…ということである。
市内に大量に走っている「西公園行き」のバスが、3月27日を境に「大濠公園行き」に変わるということであり、かなり混乱が起きそうだ。
ただ、「西公園」よりも「大濠公園」のほうが、名称としては適切であり、長い目で見れば正しい選択ではあるのかもしれない。
・「2番」の室住団地、野方行きが「2-3番」に変更
「2番」の室住団地系統については別番号にすべきと以前から何度も書いてきたが、今回ようやく実現される。
ただ、番号が変わるのは郊外向けのみで、都心方面は従来通り「2番」のまま、次郎丸経由と田隈経由の別番号化も今回は見送りのようだ(田隈経由を「2-2番」にしてもよかったのでは?)。
・「4番」の経路変更
名島~千早駅前間が、名島駅前の新道経由に変更され、西鉄名島駅前、千早四丁目、東消防署前の3つのバス停が新設される(下りは名島に非停車)。
これも以前に提案していたが、今回実現の運びとなった。
・「10番」の縮小
土日祝日の九大病院行きの運行が取りやめとなる。
・「20番」の新設
姪浜(折り返し場)及び姪浜駅南口からの「1番」が大幅に縮小され、西の郊外部の終点を福岡タワー南口とした新路線が開設される。
ルートは、
【福岡タワー南口~地行~大濠公園~赤坂門~天神~呉服町~警察本部前~吉塚駅前~~吉塚営業所(新たに停車するようになる)~巴町~箱崎駅東口~月見町】
というもので、吉塚営業所止め、大濠公園止めなどの区間便も運行されるもよう。
区間便の、月見町→大濠公園は「1番」として運行されるようである。
また、月見町行き(赤坂門から都心側のみ?)も「1番」として運行されるようだ。
現行の月見町行きは、九大前経由と巴町経由の2系統が運行されているが、今回の改正で前者は廃止となる。
バス停の掲示では「路線維持のため、月見町系統を減便し、運行系統を見直しさせて頂くことになりました。」という表現がなされていた。
なお、「20番」は西公園行き(今後は大濠公園行き)の統一番号として使われるのでは?と考えていたのだが、予想が外れた。
・「22N」の見直し
大部分を天神北ランプ経由の循環系統に変更。
・「24N」の新設
ルートは、
【大濠公園~天神~都市高速~香椎浜海岸通~香椎参道~舞松原~八田団地~土井営業所】
今回の改正の全貌を把握していないため、この路線がどのような意図で開設されるのかはよくわからないのだが、香椎参道を通る都市高速系統をこれ以上増やしても、定時性はあまり期待できないのではないだろうか…。
・「27B」「72番」に「古賀橋トリアス行き」を新設
来年春の上山田~猪野間廃止(予定)の布石ということだろうか。
・「29番」「29-1」番の減便
2年前の春の改正で「29番」から分割された「29-1番」は、一日一本の運行になるようだ(郊外向けについて。都心向けは未確認)。
・「59-1番」を「54番」に変更
もともと「54番」の廃止を受けて「59-1番」が走りだした経緯があるので、番号だけ元に戻った感じである。
「54番」は一日数本のみの運行であり、小笹から南に向かう「59番」のほうもかなり減便されるようだ。
・「54-1番」の新設
ルートは、
【九大前~県庁~呉服町~天神~渡辺通一丁目~薬院大通~平尾~山荘通り~小笹~(この間の経由地未確認)~福岡タワー南口】
乗り応えはありそうだが、定時運行は期待できなさそうなルートである。
目的としては、「59番」が減便されるのを受け、小笹~平尾地区から都心への利便性を維持することがあると思うのだが、福岡タワーまで運行するのはどういう利用を想定しているのだろうか。
・「62番」の那珂川ハイツ系統を「62-1番」に変更
「62番」についても、那珂川営業所系統と那珂川ハイツ系統で番号を分けたほうがよいのでは?と以前書いたことがあった。
今回の変更は、「2-3番」のように郊外向けのみなのか、双方向ともなのかは不明。
いずれにせよ、そのへんのルールははっきりしておいてほしいものだ。
・「大濠公園」以外の停留所名の変更
ピアジェ久山→ヘルスC&Cセンター前
土井三ツ角→土井四丁目
千代文化スポーツセンターパピオ前→千代一丁目
土井は「三差路」から「四差路」になってからずいぶんと時が経って満を持して(?)の改称である。
…情報としてはまだまだ不完全なので、随時補足していくつもりです。
(つづく)
情報ありがとうございます。
>現在は[4]と[24]の天神~八田が香椎を通るか通らないかの違いで、2系統運行が無駄のようになっていましたが、[22N]海岸通り経由を[24N]が担い、八田方面からの香椎への利用客はそのままに、イオン香椎浜SCへの買い物客も利用できるようにしたと解釈しています。
なるほど。
合理化ではあるものの、24番のエリアからイオンに行けるようになるのはいいですね。
>また、博多駅系統で[快速]([22-1]経路~箱崎駅~吉塚駅~博多駅)が設定されるようです。
本数は少ないですが、箱崎ふ頭と香椎以外のJR駅が結ばれますね。
どうせなら貝塚駅にも注目してもらいたかったです…。
umi37さん、こんにちは。
情報ありがとうございます。
那珂川町内を西鉄バスで移動するのは、北部の南北軸を除けばかなり難しくなりますね。
「かわせみ」はその受け皿になれるでしょうか…。
>バス停名の変更 横手三丁目→横手四丁目
これはなんだか地味な変更で面白いですね。
TGWさん、こんにちは。
>西公園が大濠公園に変わるというのが驚きました。LEDだからすぐに変えられるーーではなく、事実上の31番LED化だと思って…。今さら新幕や、幕の修正などはしないと思うので。
たしかに。
ここは見どころかもしれませんね。
でも、バス停の路線図とか行先案内とか、改正日すぎても「西公園」がたくさん残りそうですね。
レパード乗りさん、こんにちは。
>2-3ですが、上りはどうなるのでしょうかね?
>下りは問題無いというか、そうすべきだと思うのですが、上りは2-3と203の誤乗が起きないか心配です(考え過ぎですかね?
上りは野方→室住→原でも2番のようです。
なぜ上りに枝番を付けないの?と思いましたが、たしかに言われてみれば「203」との誤乗を懸念しているのかもしれません。
晃太郎さん、こんにちは。
情報ありがとうございます。
>最後に、以前福浜の記事に対するコメントで触れた「九州女子高校」バス停ですが、4月1日の校名変更に先駆けて(笑)、ダイヤ改正で「福大若葉高校前」に改名されます。
そのようですね。
「九州女子高校」は「61番」のバスの経由地表示(LED)としても使われているので、これも変わるのでしょうね。
校名変更を知らない人がほとんどでしょうから、パッと見ると戸惑いそうです…。
tabibitoさん、こんにちは。
>「西公園」の名称は、確かに公園からは遠かったけど、長年馴染んできただけに、ちょっと惜しい気もします。(かつては「西公園下」というかなり強引なバス停もありましたが)
市電の電停の名前から受け継がれてきた名称でもあり、このあたりの思いは複雑ですね。
どうせだったら「荒戸二丁目」を「西公園」に変えてあげてもよかった気がします(←混乱しそうですけど)。
バス停名称から路線まで、いろんなものが変わってしまいます。
「西公園」の名称は、確かに公園からは遠かったけど、長年馴染んできただけに、ちょっと惜しい気もします。(かつては「西公園下」というかなり強引なバス停もありましたが)
他の掲示板等では、若干のガセネタもあったりしますので、せめてここでは正確な情報の提供と共有をしていきたいものですね。
「2番」の特快は現在、平日夕方に下りのみ運転されていますが、これが平日朝の上りでも2本運行されるようになります。
「15番」について、博多ふ頭・ベイサイドプレイス系統が新設されます。
「17番」に脇山小学校経由が出来ます。
「23番」ですが、新宮・緑ヶ浜発着便が「26番」に変更となります。
「24番」が廃止され、「24C番」及び「24N番」に全面移行となる模様です。
「41番」の大野城サティ乗り入れが開始され、それと引き替えに雑餉隈営業所発着が減便となります。
「46番」に平日に限り、JR南福岡駅/雑餉隈営業所系統が新設されます。
「140番」の博多駅発着便が廃止され、金山団地起終点便が新設されます。
「快速29番」が新設されます。運行ルートは「博多駅交通センター~吉塚駅前~箱崎駅西口~箱崎ふ頭~リサイクルプラザ~名島~城浜団地~香椎浜南公園~香椎浜営業所」で、快速区間となる博多駅交通センター~箱崎ふ頭間では吉塚駅前、箱崎駅西口のみに停車します。
「54-1番」ですが、西新パレス前(西行)の新時刻表に「54-1 小笹方面」の欄があったので、少なくとも福岡タワー~鳥飼は「10番」「15番」「25番」と同じルートになるかな?などと考えています。
最後に、以前福浜の記事に対するコメントで触れた「九州女子高校」バス停ですが、4月1日の校名変更に先駆けて(笑)、ダイヤ改正で「福大若葉高校前」に改名されます。
2-3ですが、上りはどうなるのでしょうかね?
下りは問題無いというか、そうすべきだと思うのですが、上りは2-3と203の誤乗が起きないか心配です(考え過ぎですかね?
那珂川ローカル4番の老司団地打ち切り、48-1は驚きました。
ただ、大橋行きは4番のままです。
通勤時などは、やよい坂・鶴田団地辺りの利用者もわりといるようなので、通勤時のみだけでも残せなかったのかなぁとも思います。
僕も今日、バス停の告知などを見てきました。いろいろありすぎて、記事にするのが大変だと思います…。
千代-文化センターが変わるのにも驚きましたが、西公園が大濠公園に変わるというのが驚きました。LEDだからすぐに変えられるーーではなく、事実上の31番LED化だと思って…。今さら新幕や、幕の修正などはしないと思うので。
どうなることやら…。
那珂川ローカル8番 廃止
那珂川ローカル4番 老司団地~那珂川営業所・博多南駅間廃止
62番 那珂川営業所~市の瀬 大幅減便
66番 大幅減便 朝夕ラッシュ時のみの運行
48-1番 老司団地~三宅本町~大橋駅~博多駅~博多埠頭 路線新設
48-2番 48番の駅南三丁目経由の番号変更
バス停名の変更 横手三丁目→横手四丁目
バス車内での告知チラシから記載しました。
■[24N]
現在は[4]と[24]の天神~八田が香椎を通るか通らないかの違いで、2系統運行が無駄のようになっていましたが、[22N]海岸通り経由を[24N]が担い、八田方面からの香椎への利用客はそのままに、イオン香椎浜SCへの買い物客も利用できるようにしたと解釈しています。
■[29-1]
1往復になります
また、博多駅系統で[快速]([22-1]経路~箱崎駅~吉塚駅~博多駅)が設定されるようです。