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福岡のバスのことなど・・

趣に赴く(35)

2010年11月04日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡市南区の「弥永西小入口」バス停。
コットンヒルズ那珂川ハイツ南~那珂川ハイツ~博多南駅~今光~弥永西小入口~警弥郷~老司~三宅本町~西鉄大橋駅日赤前渡辺通一丁目~天神~那の津四丁目・吉塚営業所」を結ぶ「62-1番」が停車する(都心行きは、老司から先で番号が「62番」に、さらに、都心行きのうち吉塚営業所行きは、天神から先で「1番」に変わる)。

以前は「62番」として運行されていたが、今年春のダイヤ改正から枝番が付いている。
私が子供の頃は、老司交差点から東に分岐する「62番」は「警弥郷」が「狭義の終点」であったが、そこから先の都市化と人口増加により路線が延び、「今光経由那珂川営業所行き」となった。
その後、博多南駅ができたり、終点が那珂川営業所から那珂川ハイツに変わったりして現在に至っている(←かなり大雑把な書き方ですみません。実際は、一時期かなり複雑な状態になっていて、その頃のことはRiverside houseさんのサイト「西鉄バス研究」の中の「路線図アーカイブス」をご参照ください)。

個人的に、“バス停と大きな木”という風景は大好きだ。
また、ここは一方通行区間であり、下り(那珂川ハイツ方面行き)に乗るとこの場所は通らないという「希少性」(?)もある。
以前「46番」のルート変更案を考えてみたことがあるが、実現してほしい反面、もし実現してしまうと、この路線の醍醐味である一方通行区間(井尻駅入口~井尻間)を通らなくなってしまうというのがやや気がかり。
(つづく)

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2 コメント

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ねこバス (Kassy)
2010-11-03 22:58:56
こんにちは。

大樹の脇にバス停、同感です。言葉ではなかなか言い表せないんですけど、見ていて何だか落ち着きますね。楽しかった昔の思い出がセピア色な風景とともに蘇るとでも申しましょうか……。
「となりのトトロ」でも、大樹の脇にバス停ありませんでしたっけ? あれ? 違ったかしら?
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Unknown (soramame)
2010-11-04 19:00:24
Kassyさん、こんにちは。

>言葉ではなかなか言い表せないんですけど、見ていて何だか落ち着きますね。楽しかった昔の思い出がセピア色な風景とともに蘇るとでも申しましょうか……。

たしかに「落ち着く」という表現がしっくりくる気がします。
私自身は子供の頃、大きな木のそばのバス停でいつもバスを待っていたという訳ではないのですが。

バスやバス停は、鉄などでできたある種の「工業製品」ではあるのですが、いろんな人が利用し、人と人を結びつける役割も果たすことで、大きな木と同様にある種の魂が宿っているように感じるのかもしれませんね。
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