INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

SWEET NAIL(20)

2010年06月21日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡県中間市の「中間駅西口」。

北行きのバス停(写真左と写真中央)の行先表示部分は、「北九州方式」の派生形が用いられていた。
2つの系統がありそうだ…と思って、よく見てみたのだが、何度確認しても、2つとも「中鶴団地→通谷→筑鉄中間」だった(ちょんびんさんと題材がかぶってしまいました…ご容赦を)。

現在ここには、水巻町内からの西鉄バス撤退を受け、運行を開始した「67番」のみが停車する。
「67番」は、「香月営業所~筑鉄中間~新手~中間駅西口~中鶴~岩瀬~JR中間駅~犬王通谷電停~筑鉄中間」というルートであり、筑鉄中間を基点とする循環系統に「筑鉄中間~香月営業所」がくっついているような構造だが、「香月営業所~筑鉄中間~通谷方面」という系統はなく、香月営業所発着便は全てが「香月営業所~筑鉄中間~中間駅西口方面」という系統で運行されている(筑鉄中間~JR中間駅間が鳥森経由の「61番」も同様)。
というわけで、写真右の南行きバス停のほうには「新手→筑鉄中間」と「新手→筑鉄中間→香月」の2つの表示がある。
北行きのバス停に2つ同じものが表示されているのは、香月行きがあると勘違いして下の方の最後に「→香月」を一旦表示してそれを消したのか、途中で気づいて「筑鉄中間」で止めたのか、それとも、もし将来香月行きができたときのための「予備」なのか…など、いろんなことを考えてしまう(「予備」であれば、SWEET NAILとは言えないかも)。
このあたりの真相はわからないが、「67番」、そして「61番」が、「ややこしい」のは事実だと思う。

西鉄のサイトで「筑鉄中間」の「61番」と「67番」の時刻表を検索してみると、以下の系統が表示される。
 「61番」 鳥森、JR中間駅経由筑鉄中間駅行き
 「67番」 中鶴北部、岩瀬東町経由筑鉄中間駅行き
 「61番、67番」 弥生経由香月営業所行き
 「61番」 通谷電停、JR中間駅、鳥森経由香月営業所行き
 「67番」 通谷電停、JR中間駅、中鶴北部経由香月営業所行き
 「61番」 通谷電停、JR中間駅、鳥森経由筑鉄中間駅行き
 「67番」 通谷電停、JR中間駅、中鶴北部経由筑鉄中間駅行き

バスのLEDの行先表示では「○○方面」という表現を使うなど、乗り間違いを減らすための工夫は一応されているようだが、行先番号を途中で変える(〈外回り〉香月→筑鉄中間→鳥森・中鶴→JR中間は「61」「67」、JR中間→通谷電停→筑鉄中間は「62」、〈内回り〉筑鉄中間→通谷電停は「62」、通谷電停→JR中間→鳥森・中鶴→筑鉄中間は「61」「67」、筑鉄中間→香月は「74」など)とか、もう少しわかりやすくできる余地はありそうな気がする。

ちなみに、この「中間駅西口」を含む区間は一方通行路であり、東急バス「井01」(荏原~大井町)のような長い区間ではないものの、北行きと南行きで、バス停が設置されている道路が異なる(ひとつ南の「昭和町」も同様)。
(つづく)

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