(つづき)
“区間便”とか“出入庫”という単語に惹かれる。
「田川快速」の中谷までの短縮で、中谷にも行かない「頂吉越」までの区間便ができている。
これを記念して(?)、昭和50年代の福岡地区の時刻表から、“区間便”に相当しそうなものをピックアップ(なので、下記以外にもまだたくさんあります)。
“区間便”の明確な定義はないので、独断で、天神・博多駅を通らないものの中から、目をひいたものを抽出しているが、一部博多駅を通るものもあり。
また、行先番号は、時刻表に出てくる番号に準じているが、実際にはその番号としては運行されず、他の番号もしくは「無番」として運行されていたケースもあると思われる。
3番 飯倉営業所~早良妙見東口
3番 早良営業所~西入部
10番 城西営業所~姪浜
15番 城西営業所~藤崎
17番 薬院駅前~駅前一丁目
21番 志賀島国民宿舎~大岳
21番 雁の巣レク~和白営業所
22番 立花口~和白営業所
23番 香椎花園~西鉄香椎
23番 高美台一丁目~香椎
24番 土井営業所~西鉄香椎
32番 宇美営業所~柳原
34番 宇美営業所~柳原
34番 宇美営業所~上障子岳
34番 宇美営業所~原田橋
36番 宇美営業所~佐谷
38番 桜ヶ丘第四~志免
45番 雑餉隈営業所~弥永団地
62番 那珂川営業所~埋金
69番 下長尾~白金二丁目
70番 土井営業所~西鉄香椎
71番 土井営業所~西鉄香椎
72番 土井営業所~猪野
204番 西陵高校~野方
204番 野方台~野方
204番 藤ヶ丘団地~野方
1990年代半ばのいわゆる「イエロー作戦」「ブラウン作戦」を端緒とする“系統を整理して、時刻もわかりやすく!”という「DKH」のムーブメントもあって、「YKF」の原因となる“区間便”は減少傾向にあった。
ただ、近年は本数の全体的な減少もあり、一定の利用が見込めそうなものは営業運転しようという方針も看取できる(那珂川営業所~九州がんセンター、柏原三丁目を取り込んだ柏原営業所~桧原営業所など)。
(つづく)