昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

真実は嘘というだけ

2006年05月31日 | Weblog
耐震構造どころか… 中国で竹筋コンクリート 高層分譲住宅で露見 (西日本新聞) - goo ニュース

 不運にも、インドネシアが現在地震禍に喘いでいる。被災者の方々には心よりお見舞いを申し上げると共に同情を寄せるものである。最近大地震の震源地が南方に移りつつあるようだ。
 よそさまの心配など、余計なことであろうが、中国には地震は発生しないなどとタカを括っていて良いものやら。確かに上海など、高層ビルの高さだけを比べれば、東京も見劣りするくらいの発展を成し遂げたのは誠に結構なことである。しかし、見えない部分である基礎工事にどれぐらいの金をかけているのだろう。或いは、耐震計算をしているのであろうか。地震が絶対無いという前提なら耐震もへったくれもないであろうが、しかし、この世に絶対ということは無い。

 グラッと来たら、あの高層ビル群が将棋倒しになったり、空中分解したのでは、どれ程の惨事になるのやら。その被害のスケールはこの世のものではあるまい。誠にクワバラである。

靖国などどうでも良い輩

2006年05月31日 | Weblog
 いまだに靖国などというささやかな国内問題を突かれ、臆病風に酔い痴れている日本国国会議員のご面々、奴等はこのような実益を狙っているのだ。

 産経新聞、平成18年3月30日の記事に注目したい。以前だったら、国務大臣の専任事項などとおだてられ言い包められていたであろうが今回はニュースとして表沙汰にしたのは評価すべきであろう。

 その記事とは:

 軍事転用懸念リスト 中国、14社削減を要求 経産相に今年2度:

 製品や技術を核兵器開発などに転用される懸念があるとして、政府が輸出を規制している外国企業の一覧表「外国ユーザーリスト」をめぐり、中国が14社の自国企業の掲載を削除するよう求めていることが29日分った。ただ、リストは欧米諸国との情報交換を経て作成しており、日本単独で中国「懸念無し」とみなすことはできない。日本の安全保障政策の根幹にもかかわるだけに、所管する経済産業省は中国の要求に応じない方針だ。

 経産省によると、中国の簿商務相が今年二月、北京で二階経産相と会談した際に要求を伝えた。今月27日に京都迎賓館で行なわれた会談でも、簿商務相は「是非ユーザーリストから削除して欲しい」と再び強く要請。このときは、両国の担当部局が意見交換を継続することで合意した。

 外国ユーザーリストは貿易管理の新制度「キャッチオール規制」とともに、平成14年に導入された。対共産圏輸出調整委員会規制など従来の輸出管理制度は軍事転用の懸念される品目を規制してきたが、キャッチオール規制では懸念される企業をリストに挙げ、輸出する際には経産省の審査を受けることになっている。

 これまでも、イスラエルなどが日本の関係当局に自国企業の削除を求めてきた経緯はあるが、貿易管理の専門家は「閣僚同士の会談で正式議題に持ち込まれたのは初めてではないか」と指摘。そのうえで、「中国に核関連技術が渡ればパキスタンや北朝鮮に流出する可能性が極めて高い」と警告する。

 二度に渡る中国の要求に対し、経産省幹部は「交渉事項にはあたらない」として受け入れない構えだが、貿易管理にあたっては協力関係も欠かせないことから、対話は続けていくとしている。(抜粋)

 こういうときに、日本人の欠点が出ないことを切に希望したい。要は『甘い顔を見せない』ことである。
 彼らは、いつも戦時体制にある。少なくともそういう自覚で、正面から挑戦して駄目だとなれば、横から攻め、後ろから攻め、ありとあらゆる汚い手を使って『盗み出そう」とするであろう。公人私人を問わず脇を固めることが肝要である。
 
 関東の経済同友会など、この前の靖国提言以上に空気を入れられ、『御禁制破りを奨励する提言』などをヌケヌケとやってのけるかもしれない。そして、言うのだ、「中国、14社を削除すれば我が皇帝は日本の首相と首脳会談する用意がある」と。こんな風に、随分人を喰った話が出てくる可能性もあろう。

 しかし、漫画的風情とはこんなものだ。・・・・中国の皇帝は乱反射する鏡を覗き込んで「鏡よ鏡、世界中で一番ハンサムなのは、だーれ?」とナルシズムに酔い痴れている。ところが、歯痒いことに、正直な日本人は「世界で一番醜いのはお前だ!」と腹で思っても、小心さ故に本当のことを言い出せないでいるのだ。
 これを「日本ハンデキャップ国家論」満々であると言うそうである。

 (拙者些か酔ったかな)