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きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

毒を盛られて尚自主性?

2006年05月23日 | Weblog
 自業自得の原則というのは、世界に名だたる宗教は自業自得をこのように説明する。

 キリスト教:
 叩けさらば開かれん=これは物理学で言う作用反作用を言う。ドアを強く押した者にはそれに対応した強い反応が得られる。

 イスラム教:
 目には目を歯には歯を=これは犯罪に対する戒めを説いている。手が万引きをしたらその悪さをした手を切り取れということで因果応報の鉄則を説くのであるがその手法は甚だ乱暴である。

 仏教:
 死して後その生前の生き様(どれだけ得を積んだかによって死後の行き先が決まる)を律する道徳律である。江戸時代を通じて寺院の信者に対する現世における啓蒙活動は殆ど行なわれなくなり現在では、葬式仏教などと揶揄されているにも拘らず、現世の有り様を諭そうなどという勢力は無いに等しい。
 宗教団体か営利団体或いは政治団体か判然としない領域にOX学会というものが有るが、訳の分らない無国籍教流布に余念が無い。彼らがどうして「宗教法人格」を取得できたのか知る由もないが、実体は営利団体そのものなのではないのか。しかし、税務処理上は宗教法人と聞いている。これぞ日本国現世の最大矛盾と言うそうな。

 ところで、性善説を唱える「日本国日教組諸君!子供の自主性を尊重する教育」を施すとは「わがまま放題に育てた見返りに、彼らに毒を盛られて『教師』が殺されると言うことなのかい!」

 今日は、「読売新聞」の記事を書き留めておこう。

 札幌市内の中学校で、女子生徒4人が担任男性教諭の給食に薬物を混ぜていた問題で、同市教委は22日、別の市立中学2校でも、生徒が給食に異物を混ぜた事例が計3件あったと明らかにした。
 市教委によると、4人は17日40歳代の男性教諭の給食に理科の実験で使う酢酸カーミン溶液二滴と他の生徒から譲り受けた睡眠薬3錠を混ぜたという。
 酢酸カーミン溶液は、顕微鏡観察の際に細胞核を染色する薬剤で毒性はないという。17日の授業中、女子生徒らが担任から注意を受けていたことが原因とみられる。
 このほか、2月15日には別の中学で、1年生の男子生徒4人が理科の実験で使った石英の粉を、他の生徒1人と担当教諭の米飯に混ぜた。いずれも食べている途中で気が付き2人の体調に変化はなかった。
 さらに、別の中学で同月16日、1年の女子生徒2人がスープに香水を数滴混入。食べた生徒9人が気分が悪いと訴え、保健室で休んだ。3月2日には同校1年の男子が、担任のラーメンに理科の授業中に持ち出した沸騰石を数粒入れた。体調に変化はなかったという。

 今や学校は教師に対する生態実験室と化しているようである。これが栄えある「日教組」が日々努力して築き上げた「理想の学校」の精華とは嘆かわしい。
 幸いにして給食に混入され飲まされた薬品にさほど毒性が無かったから救われたもののそれが劇薬だったら、教師たるものいくつ命があっても足りたものではない。この惨状も認識できずに「教育基本法改悪反対!」などとシュプレキコールを上げている馬鹿どもは『己が育てたモンスター』の餌食となって三途の川でも渡るがよかろう。