昨日今日明日

きのうを思い、きょうを実感し、あすに想いを馳せよう。
若年性或いは老人性痴呆症にならない為にもね?

大芝居(第二十幕)

2005年08月07日 | Weblog
郵政法案、否決強まる 首相、即日解散断行の構え (朝日新聞) - goo ニュース

 ところで貴公、天下の宝刀はちゃんと研ぎあがっておろうの?

 御前、それを言うなら「伝家の宝刀」と発言して下され、ついこの間、文部科学省が若者の国語能力について苦言を呈したばかりだというに、いかに気が急いて居られようとも、正しい大和言葉を発せられるべきであります。

 いちいち世話をやくものではない。わしはな「天下無双の宝刀」を出せと申しておるのじゃ。

 ならば御前、よくご照覧あれ、これこそが「天下の宝刀」にござります。
 その謂れをご説明いたしますると、この太刀は彼の羽柴秀吉殿が信長公の妹、お市の方が御輿入れなさった近江国浅井長政の居城、小谷城を落城させた際、炎上する城内からお市様と二人の姫をお救いしたのであるが、そのときにこの「長政が太刀」をも一緒に預かったので御座る。
 この「長政が太刀」たる名刀は、信長公に差し出され、その後、太閤殿下から徳川家康公へと引き継がれたのでありまするが、何代か後の将軍が何を思ったか重鎮に与えてしまったと聞き及んでおります。そして不幸な事にこの重鎮の屋敷が、江戸の大火災の時、焼け落ちてしまいその太刀の行方が分らなくなってしまったという伝説の名刀に御座る。それこそ刀剣収集家にとっては垂涎の逸物にて金員を以って計れる価値では御座りませぬ。

 ほほう、この太刀たるはさような縁(えにし)をもつ代物であるか、この太刀を以ってすれば、切られる方とて些かの悔いも残るまい。まさに「伝家の宝刀」に相応しい逸物である。

 宜しいか、御前、来るべき日に、その太刀の柄に手を架けたならば決して躊躇ってはなりませぬ。その太刀たる素性により一気にことを完結せねば返り血を浴びるというジンクスが御座りますゆえ、使い方を違えてはなりませぬ。
 最近の国会議員たるもの教育ママゴンにより慈しみ我儘放題に育てられた者が大部分である為、井戸端会議ならこの上なく長けているので御座るが、物の道理を理解させようと思っても、「雌の価値観」でしかものを捕らえることができませぬ。
 国家の道理や生き様を語るのにも、例えば、あっちのスーパーよりこっちのスーパーの方が一円安いとか、鉛筆を削るのに手を切ってはいけないからナイフは持たせてはいけないとか、かような、個人的な価値観が先に立ってしまい、何を持って国益となすべきかというような所謂国家の大儀の為に私情を捨てるべきだと圧力団体を説得するなどという類の自己犠牲を伴う国益に対しての正義感に基づく判断基準がないのである。この者達の判断基準は母親の気分を害すると怖いお仕置きにあうという母系社会の公という価値観を喪失した「フェミコンプレックス」の我子だけにしか目が届かない偏狭な心根に起因するものである。
 このような、「雌化した国会議員」からバッジをを取り上げる「又とない機会」である故、本来取り戻すべき「父権」による中共、韓国、北朝鮮の父権政権に対抗できる「虚勢されていない」人格の持ち主を前面に立てた総選挙を挙行すべく、「長政が太刀」を用いて、凛として実行なされるべきである。
 女性票の行方など心配するには及びませぬ、雌の本能は強い雄に憧れるのでありまする。

 貴公の理屈はじゅうじゅう理解するのであるが、わしとしてはご婦人志向性については、確信が持てぬのであるよ。クワバラ、クワバラ。

 気を強く持ちなされ!御前よ!