「何って、勉強熱心なんだ!!」と
思わないでもないが、そういう訳でもない。
現在のデザイン学校のメインの勉強は、
HTMLとCSS言語を使った
webサイトの構築。
かつて、webクリエイター上級という
資格をとった時に勉強をした
のだけれど、すっかり忘れているし、
そういう過去があっても
なかなか頭に入らないので、
参考書を仕込んできた。
それにしても思う。
コンピュータ系のテキストは、
読者基点にまったく立っていない。
本当に大切なことは、
手を替え品を替えしながら、
重複させて教えるべきである。
そして、読者に飽きさせないように、
割付のトーンを変えるとか、
重要度を明示する工夫が
必要なのだ。
レベルの低い、顧客発想に立つ
ことのできない編集者のおかげで、
どれだけ学ぶ側が苦労をしているのか、
人として考えるべきであると
痛切に思うのだ。
そして、価格が高いのも頭の痛い所。
学ぶことがゴールでなく、
そこからが勝負なのだ。
学ぶ者へのやさしさも必要ではないか。
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信