こんにちは。世界!!
3連休は、いかがお過ごしでしょう。
青柳さんは、1日目は、デザイン学校疲れが出て、
何もする気が起きず、「今日は、完全にオフ」と
決めてゆっくり過ごしました。
今日から、何とか重し腰を上げて、
確定申告の準備に入りました。
バックには、最近、ご無沙汰の初期のSION兄さんの
アルバム、『夜しか泳げない』。
初期の兄さんには、パンクに通じる過激さがあって、
ラフな印象を持っていたのだけれど、
凄い丁寧に作られたアルバムなのです。
楽器の編成も豊かで、管楽器の入ったジャズ風の
アレンジもあれば、ニューオリンズノリのアレンジ、
あるいは、アコースティックとアコーディオンという
印象の素朴な演奏もあったり、
フィドルの入ったカントリー・タッチ。。。
1曲、1曲を大事に考えて作った印象が
凄まじい。
基本、ロックバンドが好きであるし、
1930年代の素朴なブルースも好きなので、
ドラムとベースとギターと歌とか、
ギターの弾き語りだけのアルバムも
楽しむことができます。
でも、このアルバムにあるように、
曲をよい形で丁寧に作るというのも悪くありません。
「ちょっと、初期の兄さんに触れて
次は、何を?」何て、軽い気持ちでいたのですが、
今日は、兄さんのこのアルバムの音が
ずっと響いています。
1990年の作品。レーベルはテイチク。
あの頃の音楽業界には、まだ、
「1枚ずつアルバムを大切に作ろう」という
意識があったのでしょうか。
「いいぞ。いいぞ!! テイチク」
路上音楽情報紙『ダダ』編集発行人・青柳文信