富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

ツキヨタケ

2005年10月10日 | きのこ
昨日、妻を小杉まで送って、植物園まで遊びに行く途中で、八尾の工業団地付近へ行ってきた。この付近は若い松林が多く、アミタケ、ハツタケ、アカハツ、オウギタケが出ていた。
徒手空拳で近くのアカマツ・コナラ林へ分け入ったが「何も無し」だった。

植物園へ行ったら先客3人が橋屋さんの鑑定を受けていた。
大きなビニール袋に美味しそうなきのこが詰まっている。まだ車にたくさん積んでいるそうな…

「立ち枯れの木にビッシリと生えていた」
「沢山取れたから近所に配ろうと思っていた…」

正体は「ムキタケ」みたいな「ツキヨタケ」!たまたま植物園が開いていて、橋屋さんがいたから…ラッキィだったよね。
彼らは(ホントに)非常にガッカリしていて、慰めてあげたいくらいだった…でも「他人の不幸は蜜の味。」だったりして…(~~)
私も幼少の頃、大量のツキヨタケを自慢して父親に見せ、ガッカリした経験があるもんネ。
後記
雑記戯れ言(きのこ雑記)にも危うく難を逃れた様子の記述があった。



正源寺に大黒様来る

2005年10月08日 | きのこ
3連休初日。今日の天気予報は雨だが、永瀬さんを無理やり誘って…ホンシメジ狩り。
道の駅には、まだきのこは出ていない。今年は遅いそうだ。(昨年の今頃は愚妻がホンシメジを足場にクリタケを取った!)

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ホンシメジ、クリフウセンタケ、ショウゲンジ、アミタケ、カノシタ、ハナイグチ、キノボリイグチ…
今日も今日とて昼からはシャワーであったが、いろいろなきのこが一斉に出始めた感じである。

DSCN0773DSCN0782炭火で焼いて塩で頂く(^^)V  炊き込みご飯とお吸い物。
タカラ技研が10年かけて人工栽培技術を確立したようだが、やはり、他のきのこと一緒で「天然もの」が最高なのだろう。
ショウゲンジとカノシタは、来る中央植物園/拡大きのこ部会「きのこ観察会+鍋会」の為にストックした。




きのこ鑑定

2005年10月07日 | きのこ
昨夜、帰宅途中の電車の中で携帯が鳴った
「近所の方がきのこを見て貰いたいと…何時帰るの?」
「どんな奴?10時前には着くけど」
「アミタケと白いイグチ。シロヌメリイグチと思うけど…」
「サンプル貰っといてよ」(白い奴は多分違うなァ…発生する場所が違うから)

「どれどれ、きのこ何処にあるの?」
「ここ、この鍋の中…沢山有るでしょう」
「なにー!きのこを混ぜて煮付けてあるじゃないの!」
「食べられるきのこだと言って、ご近所から貰ったらしいわ」
「ムムー、紫の奴はアミタケだけど、白い奴はチチアワタケかヌメリイグチだなぁ」

ツバが無く見た目はチチアワタケだけど…煮付けたヌメリイグチのツバがどのようになるか?…知らない(^^;
伊藤家はチチアワタケで軽い下痢をする(実証済み)ので、
「紫のきのこはアミタケでOKです。白いきのこはチチアワタケかヌメリイグチで、人によっては下痢をします。」とコメントた。
…鍋の中を全数チェック!!(製造業者には嫌な言葉!)…

妻曰く…「白くて滑っているイグチだからシロヌメリイグチ!」

橋屋さんが常日頃言っておられる
「きのこの食毒を安易に判断してはいけない!人の命に係わるから…ちょっと知ったかぶりが一番危ない」

私は何時も、後から反省する。



あたりだぁ

2005年10月05日 | きのこ
「今日の担当は伊藤さんだったよね?感想文と観察記録カードの整理…よろしく!」
「げげっ~!あたりだぁ」
きのこ部会の観察会は、世話役が持ち回りで観察記録カードを整理し、報告文を書かなくてはならない。きのこ部会の活動内容と同定された種名は、友の会の会報で紹介される。

10月2日の観察会は有峰で、何故か自分は有峰担当になってしまっている。
DSCN0737DSCN0751記録カードを転記しながらきのこの姿を思い浮かべる…イメージできない奴は図鑑を当たる…分類して学名を付記する…この作業はなかなか面白い。普段じっくりと図鑑やきのこサイトを見る時間が無いので、このような機会はとても貴重だが、今回はカードが100枚以上ある(^^;
当日出ていたはずなのにカードの無い種もあるが…取り敢えずは橋屋さん送って修正して頂こう。

DSCN076210月1日に万波で採取したシロヌメリイグチ、アミハナイグチ、カバイロツルタケ、ハナイグチ等が、「いろいろきのこのクリームパスタ」になった。美味しく頂いたのだが…しばらくすると爽やかに下痢をした。がどのきのこか思い当たらない。
「あたりだぁ!」



第19回きのこ観察会(2005.10.2)

2005年10月02日 | きのこ
朝10時の集合時間を待ちきれない部員は、既に採取を始めていて、袋一杯のヤマイグチを抱えている人もいる。
今日の中央植物園/友の会/きのこ観察会は有峰である。総勢18名の部員が参加した。
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今年も雨模様…穴洞谷は下草はぐっしょり濡れている。今年はナラタケが沢山出ている。ヒトヨタケの大群・タマウラベニタケ…熊のフン!砥谷半島へ回ってショウゲンジを探したが…無し。とうとう雨が降り出した。

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12時半、集合場所の旧有峰ハウスに行くと、沢山の人で賑わっている。約30名程の環境保護団体の方々が武田先生に引率されて、採取されたきのこを並べている。いつもの通り橋屋氏による鑑定が行われ、採取されたきのこの説明があった。
流石に大人数での採取で、約90種ほどの名前がついた。まだ見たことの無いきのこが幾つもある…生憎の雨ではあったがとても有意義な観察会であった。