富山きのこクラブ

富山のきのこ情報・きのこ料理の情報が集まります。

きのこを通して森を観る

2006年10月22日 | きのこ

富山県中央植物園の催し「きのこを通して森を観る」が古洞の森で行われました。参加者は18名。キノコ部会ではないけれども…見慣れた顔ぶれでした。

Dscn1131Dscn1132Dscn1135Dscn1136Dscn1138Dscn1140Dscn1141Dscn1142Dscn1144Dscn1145Dscn1147Dscn1150




_/_/_/_/_/四ツ木さんからのレポート(10/26)_/_/_/_/_/
橋屋様、講師大変ごお疲れさまでした。
10:00~12:30までしゃべり通しの講義ありがとうございました。

当日は、秋晴れの絶好のきのこ日和の中で、きのこ部会でなく、中央植物園友の会 野外観察会として古銅の森で開催された「きのこを通して森をみる」に参加してきました。

当初10人程の予約参加でしたが18人の参加で、きわめて有意義な野外観察会でした。

きのこ部会の恒例のきのこ観察会と全く違い、橋屋先生の森の話、樹木の種類、熊手を使い土を掘り菌糸を見て、きのこと木の関係等説明を聞きながら古銅の森を半周しました。

腐生菌…枯れ木や落葉など植物の遺体を分解して栄養分を得る仲間(シイタケ、エノキ等で人工栽培可能)
菌根菌…生きた樹木と「菌根」という関係を作りその相手から栄養を取る仲間(マッタケ等多くある)

きのこがなくては森が再生しない、中学生の時に習ったことが基礎です。学習機能が低下して困ております。 荒地(盛土、山火事の後、火山噴火後)にまず”松”が生えてくる・・・・マツタケのチヤンス
松が生い茂ると地面が日陰になり松の再生が弱くなり、コナラ等の広葉樹が混ざってくる。
これが松、コナラの混在林が出来る仕組みです。ここが各種のきのこが活躍する場所です。
こんな内容でしたが実際はもっと、もっと深いものでした。
やっぱり参加しないと・・・。
_/_/_/_/_/おしまい_/_/_/_/_/