富山きのこクラブ

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奥能登植物観察会 Part1

2006年05月06日 | 日記・エッセイ・コラム

5月3日
5月のゴールデンウィークは恒例の奥能登植物観察会だ。ナチュラリストの企画に私が闖入して今年で5回目である。
AM8:30薬勝寺駐車場に集合、チョット早めについたので、四ツ木氏がMLで報せてくれたアミガサタケの発生地を探索したが…痕跡も発見できなかった。
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大野製炭工場で今回使用する炭を調達した。
「珠洲木炭」の製造主はまだ若い。炭に最適な木はクヌギだが、最近は数量が確保できなくてコナラ等で代用している由。1回の炭焼きで5トンの原木を使用し、これが1トンの製品となるそうだ。
「5トンの木を長さを揃えて切って、窯に並べるの?」
「とてつもない重労働だね」
「大体、10~15年のサイクルで山の木を切り出しています。そうしないと山が荒れていってしまいます。炭焼きだけでは生計は成り立たないのですが…」「どうぞ皆さん、杉の植林は止めにしてクヌギを植えてください」
とは若主人の言であった。
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昼食後、大野さん(炭焼き氏は親戚では無い)の持ち山を一回り。毎年観測しているエンレイソウは段々と株が小さくなって来ている。倒木には良く判らん!キノコがでていた。庭先で収穫したゼンマイ・ワラビを始末した。
Dscn0471 Dscn0473競合するナチュラリストが不参加のためか、伊藤家・黒田家共に今年も質の良い「奥能登山菜」を収穫できた。
「今日は私も頑張ったのよ」
続く…