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生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

高校入試よりも高校に入ってからの方が勉強は大変

2021-12-08 17:09:55 | 日記
周辺の公立中学校では期末試験が終わり、高校受験生たちは仮内申が知らされました。早速志望校の過去問に取り掛かる生徒が午後から塾に来て勉強を頑張っています。
その隣では明日から期末試験が始まる高校生が試験勉強に取り組んでいます。その高校生に「高校入試と高校に入ってからとではどちらの方が勉強が大変?」と問いかけると「それは圧倒的に入ってからの方が大変です。」との返事が返ってきました。これはこの生徒に限ったことではなく、創研塾に在籍している高校生が皆、口を揃えて言っていることです。「高校受験の時には勉強が大変だと思っていたけど、考えてみればあの時の方が今よりも楽だった。」そうです。
高校受験生の生徒の中には入試が終わってしまえばそれで終わり、と考えてしまっている生徒もおり、そうではないことを口を酸っぱくして伝えていますが、実際に体験するまではなかなか伝わらないのかもしれないですね。
私立高校の先生方とお話する機会がよくありますが、「推薦が決まった生徒には、必ず受験生と同じくらいの勉強が必要だと伝えてください。うちの学校のように私立高校を志望している生徒は(入試科目の)英数国は良くても理科・社会が弱い生徒が多いので、理科・社会の勉強にも力を入れさせてください。4月の入学後に苦労している生徒は推薦入試合格者に多いんです。」とよく言われます。
創研塾では受験はゴールではなく、新しいスタートを切る資格を得たのだと教えています。せっかく自分で選んだスタート地点からスタートをする資格を得たのですから、いきなり転倒したり最後尾の集団に入ってしまうのではなく、充実した高校生活を送ることができるスタートを切ってほしいと思います。

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