中高大受験 難関校・人気校なら創研塾

生徒とのやり取りの中で感じたことを中心に、日頃から感じていることや変わった出来事などを発信しています。

公立高校のオンライン授業の様子が明日のZIP!で放送されるそうです。

2020-05-11 16:43:55 | 日記
創研塾の塾生が通う公立高校で本日よりオンライン授業が始まりました。連絡用ツールであるアプリに不具合があり、オンライン授業が実施されるのかどうかその生徒は心配しておりましたが、どうやら実施されたようです。明日のZIP!でその様子が放送されると先ほど連絡してきてくれました。どんな授業を行っていたのか、私もタイミングが合えば見てみようと思います。

さて、私自身もオンライン授業に少しずつ慣れてきました。先週末の理科の授業は力の合成・分解がテーマでした。例年は方眼紙を用意し、ホワイトボードに図示しながら説明し、目の前で生徒たちに方眼紙に作図をさせます。書けた図をチェックし、解説を加えながら先に進めていきます。
ところが今年はオンラインでの授業となり、ホワイトボードの文字は生徒たちから見えなくは無いものの、図示するとなると不安もありました。そこで、オンライン授業で使用しているシステム付属のホワイトボード機能を活用してみることにしました。機能確認はしていたものの、実際に授業で使用するのは初めてでしたので、時間をかけてチェックし、授業の予行をしました。すると思いのほか使いやすく、直線をひいたり色を付けたりが簡単であることがわかりました。
実際の授業でもスムーズに作図をすることができ、安心しました。次回の授業で生徒たちにはどのように表示されていたのか、確認してみようと思います。

同じ日に行った社会の授業でも、憲法の条文を衆議院のWEBサイトを表示しながら説明することができました。これも例年はコピーを手渡したり公民の教科書を持ってきてもらったりしていたところですが、画面上で読み上げることで対応することができました。

実際の効果はこれから検証してみようと思いますが、様々な資料を貴重な紙資源をたくさん使うことなく、短時間でさらにカラーで生徒たちに示すことができることは、オンライン授業のメリットの一つだと考えます。あとは、時々音声が途切れてしまったり画面の切り替えなどが重くなってしまうインターネットの通信が安定してくれるとさらに授業がやりやすくなります。また、現状は生徒個々が所有しているスマートフォンなどを使用して授業を行っていますが、画面の大きいタブレットなどを全員が準備できるようになるとさらにわかりやすい授業ができるようになると思います。

新しい取り組みにはトラブルや足りない点がつきものです。一つずつ解決し、その中から新しい活用法を見つけ、対面授業にはないメリットも生み出していこうと考えています。ただ、生徒の顔を見ながら授業ができないことはやはり寂しいものです。対面授業もオンライン授業もそれぞれのメリットを活かし、その上で生徒たちとも安心して顔を合わせることができる環境に戻ることを願っています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿