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令和4年度第二学期都立高等学校転学・編入学募集

2022-06-30 19:04:03 | 日記
東京都教育委員会のWEBサイトに転学・編入学の募集人数が発表されました。これを見ると、各学校の様子がなんとなく見えてきます。受験の際に定員を充足しなかった、または退学・転学者がどれくらいいるのか、あくまでも推測にはなりますが、大きな数字の学校はやはり気になります。
学年を問わず、創研塾では入試に関する情報を生徒たちに伝えています。青梅市周辺の都立高校では、受験で定員を充足しない学校が増えてきています。定員に達していない場合には原則的に受験にさえ行けば全員が合格することを意味します。受験勉強をしなくても入れる学校があると言うことです。
ただ、だからと言って勉強しなくて良いという意味ではない、と何度も念押しをしています。本来、高校は自分の行きたい学校を選択し、合格・入学できるように努力をして合格した生徒のみが机を並べて高校生活を送るものだと私は考えています。たとえ第一志望校でなく第二志望校であっても、同じです。調べたところ東京には428校もの高校があり、それだけ多くの学校の中から第二志望校を選んだのですから、行きたくない学校ではないはずです。
しかし、全員合格できる状況となれば話は変わります。勉強したくない、行きたくないのにこの学校へ来た、と言う生徒がたくさん在籍する可能性があるからです。1クラスに何人もそのような生徒がいるクラスを想像してみてください。授業はちゃんと成立するでしょうか、楽しく充実した学校生活を送れるでしょうか。そして自分の夢に向かってさらに努力を重ねることができるでしょうか。きっと難しいと思います。
創研塾の生徒たちには自分の行きたい学校に行けるように努力することの大切さを教えています。人気があったり、入試レベルが高ければ受験勉強は楽ではないかもしれません。しかし、努力を重ね自分を磨くことはそれ自体とても大切なことです。そして念願の高校に入学して過ごす三年間はきっと充実したものとなると思います。この経験を生徒たちにはしてほしいのです。
来月から始まる夏期講習は、受験生にとっては長いものとなりますが、この夏期講習を通じて学力を上げるだけでなく努力と積み重ねることの大切さ、そして自分がこれだけ努力できるのだと言うことを味わってもらいたいと思っています。



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