今朝8時前に近隣の小中学校の前の道を通ると、久しぶりに登校中の小中学生を見ることができました。3月からの3カ月間、まとまって登校する様子を見ることができなかったため、懐かしいような気持になりました。
あ、あの子はうちの塾の生徒かなと思ってみると、雰囲気が似てはいるものの別の子と言う場面が何度かありました。よく考えてみると前に登校する生徒たちを見たのは旧学年の時ですから、中3だった生徒たちはもう高校生になり、この時間にこの道を通ることは無くなってしまったのです。例年であれば卒業式や入学式の様子を通りがかりの車から見て実感がわくところが、突然環境が変わってしまいまるでタイムスリップでもしたかのような感覚でした。
段階的に学校が始まり、生徒たちに「学校が始まって楽しい?」と聞くと一様に「楽しい。」と言う返事が返ってきます。一生のうちで大変貴重なこの時期を家にこもって過ごして来たわけですから、学校で仲間に会い、楽しいことは想像に難くありません。止まってしまった時間を取り戻してほしいと思います。もちろん、三密を避け、手洗いやうがいなどには十分気を付けながら、です。
そんなことを考えていた折、悲しいそして驚くようなニュースが入ってきました。八王子で15歳の少年が拳銃のようなもので自殺をしたようだというものです。何があったのか、学校が始まり辛くなってしまったのだろうか、それとも他の事情だろうか、色々と考えてしまいます。生きていれば辛いことも悲しいこともありますし、でも生きていれば楽しいことも嬉しいこともあるはずです。なんだかやるせない気持ちになってしまいました。
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