いいお天気で畑仕事にはもってこい。
今日は暖かい、まるで春のよう。
蕗を買った、茎はアンジェリカ、葉っぱと細いところは味噌煮。
蕗味噌、蕎麦の実入りです、身体に良いじゃありませんか、
出汁後の椎茸、昆布も入っています、ほろ苦くて美味しいです。
午後は畑仕事。
蕗のとうが一つだけ出ていた、春を告げてくれている。
畑の下は白つめ草(クローバ)が根を張りめぐらせている、
取らないとハーブや野菜の根を駄目にする。
小憎らしいくらい繁殖する、取っても取っても毎年根を張る。
これが大量の根っこ、ふぅ~~畑がきれいになった、
先日頂いた長ネギを埋めて、ハーブの根を埋め直す。
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白つめ草。
江戸時代にオランダからの荷物に、ガラス製の花瓶の梱包材として、
白つめ草を乾燥させて詰めてあったそうです、その種で日本中に広まったとか、
つめ草の名前もここから来たとか、書いてあった。
井上ひさしさんが書いた[つめくさの道しるべ]という書きものがある、
その本はつめくさを長々と褒めたたえてあった。
左右に根をはり土崩れを防ぎ、土壌の保全に役立つ、
冬は土が凍って盛り上がるのを防ぎ、春は雪解け水で土の流れるのを防ぐ、
夏と秋は土を風触と雨触から護るという働き者。
しかも牛や馬の好物で、夏は長い花柄に可憐な白い花を球形に密集させて心を和ませる、
そればかりか時々四つ葉をまぜて、それを摘む者を幸せな気分にひたらせる、
この草をいくら褒めてもほめ過ぎという事はないのである。
とにかく長い文章で褒めちぎってあった。
ふうぅぅん・・・・・読んだ時は感動したけど、
今は、白つめ草なんぞまったくいらない!!!!!