雨の閏日(うるう日)

冷たい雨。

朝からやむことを知らない雨が降る、肌を刺すほど冷たい雨、

店内は心温まる会話が続いていた、はなやいで楽しそう、

冷たい雨の中、ありがとうございました。

月に一度集まる常連様、蕎麦料理コースから離れているような気がします。

新じゃがのオムレツ、たっぷりの天婦羅、

茎わかめ新玉葱のサラダ、胡麻ドレッシングが合いますね、美容食なり。

離れてますなぁ・・・。

紅茶にベルガモット、安い紅茶もアールグレイになったかな。

鮭と味噌の炊き込みご飯、お持ち帰り用です。

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そんな文字が並べられたら・・・。

フランスの旅行会社と二日に渡り、対応が難しいと交渉したのだけれど、

コロナで三年間来ツアーが中止だった間に、私の体力が無くなったのです、

しかしお受けする事になりました。

フランス語の後に日本語の文字、訳した方がいらっしゃったのでしょうか、

長い文章が返ってきていた。

[どんな理由があっても、気分が良く滞在するのが、

大好きな場所に戻るのが大好きです、

心配しないでください、すべてがうまくいくと確信しています。

仕事を減らすため昼食を短くすることもできるかるしれません]

そしてお受けしましたと返信した、

[本当に本当にありがとうございました]

これじゃあ断れないよね。

フランスの方達はゆっくりと会話しながら沢山召し上がる、

去年も残さず召し上がっていた、ざる蕎麦はかなり残っていたけれど。

フレンチ料理や、和食は日々ホテルで組み込まれているのでしょう、

江戸の頃はフレンチのビストロ料理店には時々は食事に通っていた、

思い出して蕎麦粉でアレンジして作ってはいるのですが・・・。

五月はまだ先の事だ、去年も大人数出来たのだからなんとかなるべ❢❢❢。

長生ひじきに舌うごかされる

今年は閏年(うるう年)ですか。

柔らかに陽射しに香り立つ沈丁花、咲き始めました、

その隣に植えている実らない林檎の花も、誘われて膨らみ始めている、

蕎麦屋の庭も少しづつ華やいできています。

先日佐木島のお客様に頂いた長い生ひじき、少し天日干をしたと言われた、

小さな生ひじきは食べた事あるけれど、長ひじきの生は初めて食べます。

少しお水に浸して煮た、何という美味しさでしょう❢❢❢、

煮てもこりこり感がして、味付けもあまりしなくて充分美味しい、

適度の塩分に磯の香りがする、

天日干しの物はこんなにも違うのかと感動しています。

明日のコース予約のお客様、ひじきの美味しさを堪能してください。

蕎麦粉とおからのドーナッに変えたらおかわりをされるようになった、

時間が経っても柔らかいのです。

持ち帰りも希望されますが、沢山は揚げていませんので、

予め予約の時に言って下されば揚げておきます、よろしくお願いします。

蕎麦粉が高騰して苦肉の策で考えたのが、功を奏したのでした、

しかし、手間は何倍もかかりますが・・・。

昨日も買った、世羅のお豆腐屋さんのおからはとっても美味しいです。

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素敵な旅人。

お昼をまわって予約無しの一人の若い男性のお客様、

蕎麦にネギもわさびも使わず召し上がっていた。

何か話かけられたのだけど、忘れた・・・、

何処からですかと聞いたら東京から飛行機で来て、一人旅だと、

物静かな話し方に知性が漂う素敵な男性、一人でなんてもったいないね、

呉線で須波駅で降りて、バスで三原駅まで来てレンタカーを借りたそうな。

お客様もいなくなったのことだし、色々話をする、

これから何処に行くのかと聞く、世羅方面か東城に行きたいらしい、

尾道に行かないのと聞いたら、人の行かないような所へ行ってみたいと。

きんかん蜂蜜も、八朔ピールも美味しそうに召し上がっていた、

当店をネットで選んで来店くださってありがとうございました、

楽しい思い出旅になりますように。

春の光る海へ

祝蕾を売っていた。

どうしても海を見たくなった、山に囲まれ狭い空から脱出する事にした。

尾道まで出かけて買い物、そして三原市まで海岸通りをひた走る、

海沿いは暖かい、穏やかな海に無数の星が降りてきて波に浮かんでいる、

窓を全開して潮風を浴びながら、光といっしょに走る。

いつもフライドポテトを買って海を見ながら食べていたコンビニは閉店、

バイパスが出来てトラックが走っていない、車もまばら。

祝蕾(しゅくらい)を売っていましたよ、高菜の脇芽の事です、

天婦羅にすると高菜のピリ辛とコリッとした食感がとっても美味しいです。

今週の蕎麦コースには蕗の薹と祝蕾の天婦羅にします。

美肌効果の根昆布のサラダはいかがでしょうか。

日赤病院の受付カウンターに飾ってあった。

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フランスからの予約。

数日前にたどたどしい日本語変換のメールを頂く、

あなたが元気ですべてうまくいくことを願っています、

ご迷惑かと思いますがどうぞよろしくお願いいたします。

そう書いて有り、来店のつもりのようです・・・が、

フランス人、十八名様のお口に合う蕎麦料理を作るのが少し辛い。

返事メールを延ばし延ばしにしている、

手狭の店で、料理も満足させて差し上げられないと返信したい、

フランス語に変換して理解をしてくださるかな、

いつも通訳さんがいらっしゃるけれど、あまり日本語詳しくない方ばかり、

メールをくださるのは全く日本語がわからない旅行会社の方、

厳島神社へ行く前のランチをコースに組み込まれているみたい。

日仏友好も素晴らしいとは思うけれど・・・・・、

これから返信するべ、フランスは昼間ですかね。

臨時休業

誠に申し訳ございませんでした。

急きょ休業する事にしました、蕎麦も打って準備万端にしていたのです、

すると、入り口に工事中の立て看板が置かれて何やら騒々しくなってきた、

何故か今日しかないと思いつき税務署に行く事にしました。

当日予約をくださったお客様、申し訳ございませんでした、

今日に懲りず、今後もどうぞ宜しくお願いいたします。

帰りに買い物、高知産ニラがいつもの半値以下で山盛りで売っていた、

ニラが高くて蕎麦チヂミをやめていたのです、

美味しく出来ました、よろしければ注文を下さいませ。

香草チャイブの茎が出てきた、いい香りです。

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なんか・・・暗いねぇ。

今まで税理士さんに全てお願いしていたのて、楽をしていたと思う、

初めてここ町の税務署に申告に行く、駐車場満杯、

薄暗い狭い税務署内に人がひしめいていた。

解らない箇所が有ったので聞いて記入しようと思っていたけれど、

整理券をライン予約しないと教えてもらえないそうだ、

ラインが出来ないと言う方に、知り合いにやってもらってください、だと。

予約していても立って行列待ちをしているいらっしゃる・・・、

まぁ一度て終わるとは思っていなかったので、帰ってきた、

自分で調べてするべ！。

江戸の渋谷税務署とえらい違いだ！沢山の相談員がいて、

青色申告会や税理士さん達が沢山待ち構えていた、待たせないし、

そして終わるとご苦労様でしたとにこやかな笑顔が返ってきていた、

とっても明るいイメージがあったけどね。

税を払う人が多い場所と、いかに払わずに済むかと言う場所の違いかも、

税務署は明るい場所だと思っていたのは間違いだった。

帰りに買い物して、後は厨房にこもっていました。

さぁてと、これから算数の時間です。

江戸の店で、お会計の時にお客様によく言っていたっけ、

足し算と掛け算しか出来なぁい、引き算と割り算は習っていなぁいと・・・

八朔色の幸せ拷問

八朔ゼリーはいかが？。

曇り空に冷えた風が吹く、でも、春がすぐそこまで来てると知らせる風、

風にあたるのが好き、風の言葉が好きで屋号が風になりました。

[もう風にならないか]と言う歌が大好きでいつも口ずさんでいます。

楽しそうな四人連れのお客様、世羅町の山の中にキャンプに来ました、と、

ええっ！こんな寒いのにですかと聞き返した、朝は氷点下ですよと言う、

青春謳歌の真っ最中、何をしても楽しそうでここにも春が来ていた。

隣席では、上げ膳据え膳で何もしなくて良い所へ行きたいね、と・・・。

クリスマスローズがひっそりと咲いていた、

うつむいて寂し気に、思いを秘めて咲く花でだそうですよ。

八朔が沢山有るので八朔がたっぷり入ったゼリーを作りました、

皮を寒風に干しています、つまんでも良いように箸が置いて有りますよ。

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♫風にならないか♪。

難しい言葉は自分を守ったかい、振り回す刃は自分を守ったかい、

降りかかる火の粉と降り注ぐ愛情を、決して間違えず来たとは言えない、

あてにならない地図を持ち佇んでいる、

もう風にならないか、ねぇ風にならないか、ーーー

自由になりたくて、孤独になりたくない、

放っておいて欲しい、見捨てないで欲しい、ーーー

望みはすばしこく何処でも毒を撒く、やがて自分の飲む水とも知らないで、

もう風にならないかーーー

めったりと長い歌なのでこの辺で、お疲れ様でした。

お付き合いありがとうございました。(話題が無いのです)