四月一日(水)曇りのち雨。
安普請の家なので、雨の日は、雨音で目が覚める。起きたのは、六時半。最近は、おきてから十五分ぐらいは結跏趺坐し、「無」になることが楽しくなった。野村先生のお供で行った建長寺の参禅会がなつかしい。
朝食後は、机に向かう。事務所にいる若い者から電話が入り、来客とのことだが、面識もないので、野村先生の本を渡して、後日、お会いする事を伝えた。
明日から、札幌へ出張である。例の男が、北海道に立ち寄ったという情報があったので、北海道の同志を総動員して、その男の写真を渡して、情報の提供を促す。我々の前に出れないのならば、他のマスコミや同志に本当のことを話せば許すが、こののままとぼけていれば、顔写真と共に全国の同志に、今回の顛末を公開するつもりでいる。 今日は、昨日に続いて、信州の友人のことについて書こうと思ったが、一旦休憩。
朝日新聞の今朝の朝刊の「週刊新潮」の検証記事は、前回に続き、何と一頁全てを使って新潮の嘘を暴いている。他のマスコミも黙ってはいまい。新潮側も早く虚報と認めて、自ら検証記事を掲載すれば良い。それは決して、恥ずかしい事ではないと思うのだが。
今日の夜は、友人との一献会。季節は過ぎたようだが「ふぐ」をご馳走になった。私の事務所の近くにあるお店だが、その店には三十年くらい前に入ったことがある。女将さんに、何年くらいやっているのかと聞いたら。創業八十九年とのこと。その間に震災と戦災で二度焼けた、と話してくれた。いつも前を通るのだが、どうしても知っている店に行ってしまう。長い歴史に敬意を表して、これからはたまに顔を出すようにしたいと思った次第。
いい酒だった。明日から札幌に出張である。札幌在住の門下生や友好団体の諸兄とお会いする事を楽しみにしている。