三月二十七日(土)晴れ。
今日は、東京の青山墓地にある、朝鮮の志士、金玉均先生の-墓前で慰霊祭が催され、私も呼びかけ人の末席を汚しているので、出席の予定だったが、連載させて頂いている原稿がどうしても間に合わないので、欠礼して、朝から机に向った。「大吼」の夏号に慰霊祭の様子を掲載予定なので大熊雄次さんに出席と、写真を依頼した。
自宅から一歩も出ないで、何とか夕食までに脱稿し、メールで送信。次は、早目に準備しようと思っている。
公私共にお世話になっている方より、一倉 定(さだむ)氏著の「正食と人体」という本をご恵送頂いた。一倉氏は、「事業経営の成否は、社長次第で決まる」という信念から、社長だけを対象に情熱的に指導した異色の経営コンサルタントとして知られている。
空理空論を嫌い、徹底して現場実践主義とお客様第一主義を標榜。社長を小学生のように叱りつけ、時には、手にしたチョークを投げつける反面、社長と悩みを共にし、親身になって対応策を練る。まさに「社長の教祖」的存在であった。
経営指導歴35年、あらゆる業種・業態に精通、文字通りわが国における経営コンサルタントの第一人者として、大中小5000余社を指導。 1918年4月生まれ、1999年3月逝去。(日本経営合理化協会資料)
その本の中で異色なのは、いわゆる「塩分=高血圧・悪」という常識を徹底的に否定していることにある。「塩は血圧を上げるという妄説」、「塩分を取りすぎることは不可能である」といった、今までの、私達の常識を覆すことが、理論整然と書かれている。
来月の中旬に一週間ほど、断食に行くので、その時に、この本をじっくり読んでみるつもり。