二月十八日(木)曇り。
久しぶりに一時間ほど歩いた。そろそろ花粉の季節なので憂鬱でもある。それでも歩いていると、見慣れた町の道でも様々な発見があるので楽しい。商店街や市場が好きなので、なるべく商店街の中を通るようにしている。といっても、ほとんどの商店街は「シャッター通り」になってしまい、昔日の面影が無い。私の住む町にも何軒かあったおもちゃ屋などは全く見かけなくなった。今やトイザラスの一人勝ちと言っても過言ではない。大型店はそれなりに便利だが、町の風景が変わって行くのはさみしいことだ。
先生のポスターを整理していたら、「経団連事件」にて戦線復帰した直後に、各地で講演会をした時の物が出てきた。もちろんスクラップブックに仕舞ってあるのだが、荷物が多すぎて、肝心の物がどこにあるのか分からない状態なのだ。また野村先生が、千葉にいる時に作ったのが「青年賛歌」という歌。後年、花房東洋先輩が、「神州男児熱血歌唱祭」を催した時に、作曲家の平山忠純先生が曲をつけてくれた。平山先生のピアノで独唱している音源がある。もちろん、「神州男児熱血歌唱祭」の折のものだ。これをきちんとオーケストラの演奏で歌手に歌って貰ったものをCDにしてみたいと思っている。
青年讃歌
野村秋介・作詞 平山忠純・作曲
一、ああ日本の青山河 起てば声なき白雲の 彼方に散りし人ありき 友よ大悲を知り給え
二、昭和維新のことならず 空しく消えた雄叫びが 渦巻く如し天の川 友よ哀歌を吟ずべし
三、短かき命逍遥と 行けば維新か牢獄か 銀河が蒼く澄む夜に 友よ涙をするなかれ
四、国のためには剣あり 友のためには涙あり 見よ雄渾の夏雲を 友よ悲憤を秘むるべし
五、思えば恋も酒もあり 思えば月も花もあり ああ混濁の世を生きて 友よ未完の詩を愛せ
六、高楼天に傾けて 呑む盃に日の本の 銀の涙をなみなみと 友よ炎の如く呑め
久しぶりに一時間ほど歩いた。そろそろ花粉の季節なので憂鬱でもある。それでも歩いていると、見慣れた町の道でも様々な発見があるので楽しい。商店街や市場が好きなので、なるべく商店街の中を通るようにしている。といっても、ほとんどの商店街は「シャッター通り」になってしまい、昔日の面影が無い。私の住む町にも何軒かあったおもちゃ屋などは全く見かけなくなった。今やトイザラスの一人勝ちと言っても過言ではない。大型店はそれなりに便利だが、町の風景が変わって行くのはさみしいことだ。
先生のポスターを整理していたら、「経団連事件」にて戦線復帰した直後に、各地で講演会をした時の物が出てきた。もちろんスクラップブックに仕舞ってあるのだが、荷物が多すぎて、肝心の物がどこにあるのか分からない状態なのだ。また野村先生が、千葉にいる時に作ったのが「青年賛歌」という歌。後年、花房東洋先輩が、「神州男児熱血歌唱祭」を催した時に、作曲家の平山忠純先生が曲をつけてくれた。平山先生のピアノで独唱している音源がある。もちろん、「神州男児熱血歌唱祭」の折のものだ。これをきちんとオーケストラの演奏で歌手に歌って貰ったものをCDにしてみたいと思っている。
青年讃歌
野村秋介・作詞 平山忠純・作曲
一、ああ日本の青山河 起てば声なき白雲の 彼方に散りし人ありき 友よ大悲を知り給え
二、昭和維新のことならず 空しく消えた雄叫びが 渦巻く如し天の川 友よ哀歌を吟ずべし
三、短かき命逍遥と 行けば維新か牢獄か 銀河が蒼く澄む夜に 友よ涙をするなかれ
四、国のためには剣あり 友のためには涙あり 見よ雄渾の夏雲を 友よ悲憤を秘むるべし
五、思えば恋も酒もあり 思えば月も花もあり ああ混濁の世を生きて 友よ未完の詩を愛せ
六、高楼天に傾けて 呑む盃に日の本の 銀の涙をなみなみと 友よ炎の如く呑め